40代で色打掛を着用したいとき、どのような衣装を選べばいいか悩みますよね。
そこで今回は、40代に似合う色打掛の選び方をご紹介します。
おすすめの刺繍や髪型もご紹介するため、和装の結婚式を検討する方はぜひ参考にしてください。
目次
40代に似合う色打掛を選ぶ4つのポイント
大人婚の花嫁が色打掛を選ぶときは、次のようなポイントに注意して選ぶことが大切です。
- 生地が軽い素材は選ばない
- 自分の肌に馴染む色打掛を選ぶ
- 色打掛は鮮やかなカラーを選ぶ
- 地味な色打掛はなるべく避ける
色打掛は年齢や体型、顔立ちによって似合う衣装が異なることも多いです。
お気に入りの色打掛でも、他人から見ると違和感があります。
ここで紹介するポイントを踏まえて色打掛を選んでみましょう。
1.生地が軽い素材は選ばない
色打掛を選ぶときは素材を確認しましょう。
和装には「正絹(しょうけん)」と呼ばれる絹100%の素材を使用するのが一般的です。
絹特有の上品な光沢感やきめ細やかな肌触りが特徴で、正絹で仕立てた色打掛を着用すると重厚感のある印象を演出できます。
最近では色打掛を仕立てる生地の種類も増えていますが、どのような生地を選ぶかによって花嫁の印象が変わることも多いです。
特に40代で和装を着る場合、安い生地を使用した色打掛を着用すると軽い印象に見えてしまうこともあります。
色打掛を選ぶとき色や柄も重要ですが、生地選びも慎重におこないましょう。
2.自分の肌に馴染む色打掛を選ぶ
色打掛の色展開はバリエーション豊かなので、色選びで迷う花嫁も多いかもしれませんね。
特に色打掛などの和装はウェディングドレスと異なり、それぞれのシルエットに大差がないため、選ぶ色で自分らしさを表現したい花嫁も多いでしょう。
ただ理想を追い求めすぎると自分の肌に合わない色を選んでしまい、顔色が悪く見えてしまうこともあります。
色打掛を選ぶときは実際に着用させてもらい、自分の肌に馴染むか確認しましょう。
自分では分からないこともあるので、家族や友達に意見をもらうのもおすすめです。
3.色打掛は鮮やかなカラーを選ぶ
40代で着用する色打掛は、鮮やかな色のものを選ぶのがおすすめです。
鮮やかな色の色打掛を着用すると、顔周りがパッと明るくなり顔映りが良くなります。
和装の結婚式で写真を撮影する際も顔映りが良くなり、素敵な写真を残せるでしょう。
ただし人には、似合う色と似合わない色があります。
この機会に化粧カウンターやアパレルショップなどで、パーソナルカラーを診断してもらうのもおすすめです。
肌や髪色、目の色などから自分に似合う色を知ることができますよ。
色打掛の色を選ぶ際にも役立つはずです。
赤い色打掛が選ばれる3つの理由!込められた意味や似合うスタイル
4.地味な色打掛はなるべく避ける
40代の大人婚はおのずと参列者の年齢層が上がり、ゲストが着用する服装もブラックやネイビーなど落ち着いた色が多くなりがちです。
ここで花嫁もブラックやネイビーなど落ち着いたトーンの色を選んでしまうと、新郎新婦が参列者に溶け込んでしまいます。
「鮮やかな色を選ぶのは抵抗がある……」と考える花嫁もいますが、結婚式は新郎新婦が主役です。
大人の女性だからこと似合う、金の刺繍が入った艶やかな色打掛を選ぶのもよいでしょう。
金であれば肌馴染みも良いので、40代でも違和感なく着ることができます。
大人婚での色打掛は、参列者とかぶるような地味な色は避けるのがいいかもしれません。
40代におすすめな色打掛の刺繍3種
色打掛は全体に色とりどりの刺繍が施されており、花嫁を華やかな印象に仕上げる点が魅力です。
色打掛に施される刺繍の種類は豊富なので、どれを選べばいいか悩む花嫁も多いでしょう。
40代におすすめの色打掛の刺繍には、次のようなものがあります。
- 鶴丸菊
- 牡丹・桜
- 松竹梅
今回は代表的な刺繍をご紹介しますが、いずれの刺繍も40代の花嫁にぴったりです。
実際にその刺繍が入った色打掛をあわせて、自分に似合うか確認してみましょう。
1.鶴丸菊
「鶴丸菊」はその名の通り、鶴と丸菊の刺繍が施された色打掛のことです。
丸菊は丸いシルエットが可愛い女性に人気の高い刺繍です。
菊には「高貴」「真実」といった花言葉があります。
また、菊は不老不死や無病息災、鶴は長寿の象徴で結婚式には縁起の良い模様です。
色打掛全体に刺繍が入っている場合は、肌に馴染む淡い色を選ぶことで全体的にまとまった印象に仕上がります。
2.牡丹・桜
小さな蕾から大輪の花を咲かせることから、牡丹は富貴の象徴とされてきました。
色打掛では大きな牡丹の花びらを重ねて描かれていることが多く、存在感のある華やかな刺繍になっています。
一方で桜は、神が宿る座を意味しているのが特徴です。
昔からとてもめでたい模様として知られており「人生のスタート」といった意味込められています。
桜は、これから人生を共に歩む新郎新婦にふさわしい刺繍だといえますね。
見た目にも豪華な牡丹と桜を組み合わせた刺繍は、幅広い年代に似合う模様です。
3.松竹梅
お祝いの象徴である松竹梅は、正月飾りにも用いられる日本人にとって馴染みが深い模様です。
色打掛の刺繍としても人気が高いため、松竹梅の刺繍が施された色打掛を目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
松竹梅の松は「長寿」、竹は「子孫繁栄」、梅は「気高さ」の象徴といわれており、和装の結婚式にぴったりな刺繍となっています。
色打掛のなかには、松竹梅に加えて長寿を象徴する鶴を組み合わせた柄も多いです。
40代の花嫁に似合う髪型は?
色打掛に合わせる髪型も花嫁の印象を大きく変えるため、自分に似合う髪型を見つけることも大切です。
色打掛に合わせられる髪型は、「文金高島田」「新日本髪」「洋髪」があります。
日本の伝統的な髪型に仕上げたいなら、文金高島田がおすすめです。
現代風の髪型にまとめたいなら、新日本髪や洋髪がよいでしょう。
それぞれの髪型は見た目はもちろんのこと、人に与える印象や結い方に違いがあります。
特徴を理解して自分に合う髪型を選びましょう。
色打掛に似合う髪型は?参考にしたい前髪なしヘアアレンジ集8選
伝統的なヘアスタイル「文金高島田」
古来より日本に伝わる伝統的な髪型にまとめたいなら、文金高島田を選びましょう。
文金高島田は江戸時代に流行した未婚女性の髪型で、色打掛に伝統的な髪型を合わせたい花嫁にぴったりです。
昔は髪を長く伸ばして地毛で結うのが一般的でしたが、現代は自分の髪で結う花嫁は少なく、ほとんどの場合はかつらを使います。
地毛で結わないため、髪の毛が短くても挑戦できる髪型です。
地毛で結い上げる「新日本髪」
新日本髪とは、日本髪を現代風にアレンジした髪型のことをいいます。
日本髪と異なる点はかつらを使用しないことです。
新日本髪は地毛で結い上げるため、アレンジの応用がきくメリットがあります。
また日本髪の美しいフォルムを残しつつ、髪飾りで華やかな彩りを演出できるのも魅力のひとつです。
「かつらをつけるのは少し気が引ける」「アレンジを楽しみたい」といった花嫁に適しています。
アレンジ自由自在「洋髪」
髪全体にウェーブをかけたり低い位置でまとめるシニヨンにまとめたりなど、型にはまることなく自由にアレンジできるのが洋髪です。
洋髪は決まりはないため、色打掛に合わせてアレンジできます。
また和装に合わせる髪飾りの選び方次第で、見た目の雰囲気を大きく変えられる点も魅力です。
「周りの花嫁と差をつけたい」「色打掛をモダンに着こなしたい」といった花嫁に適しています。
花嫁衣装である色打掛とは?衣装の選び方や髪型、髪飾りについて
まとめ:色打掛選びに迷うなら無料相談会に相談しよう!
この記事では、40代の色打掛の選び方をご紹介してきました。
ポイントは、以下のとおりです。
- 色打掛の生地は重厚感のある正絹を選ぶ
- 顔色が良く見える鮮やかな色を選ぶ
- ブラックやネイビーなど地味な色は避ける
和婚スタイルでは、48,800円から結婚式が行える挙式プランを提供しています。
色打掛の用意もプランに含まれており、40代の花嫁に似合う和装を見つけられるはずです。
無料相談会も実施しているため、自分に似合う色打掛選びに迷うなら参加してみてはいかがでしょうか。