和婚のいろは

神前式の費用は46万〜85万円ほど!内訳を確認して予算を立てよう

投稿日:2023年5月15日 更新日:

神前式を挙げたいとき、どのくらいの費用がかかるのか気になる方も多いですよね。
そこで今回は、神前式にかかる費用相場や内訳をご紹介します。
神前式の費用を抑えるコツもご紹介しているため、コストを抑えたい方はぜひ参考にしてください。

神前式ってどんなもの?

日本ならではの神前式は、新郎新婦に人気のある挙式スタイルです。
神前式の起源は室町時代まで遡り、明治時代で今の挙式が完成したといわれています。
そんな神前式を行える会場はいくつか選択肢がありますが、神社を選択する人が多いようです。
ここでは、神前式の特徴や起源を紹介します。
神前式を行える会場も紹介しているため参考にしてくださいね。

日本の伝統的な挙式スタイルのこと

神前式は神社に祀られる神様の前で結婚を誓う日本の伝統的な挙式スタイルです。
神前式では新郎新婦はもちろん、両家の家族の新たな結びつきを大切にしています。
挙式中は新郎新婦の後ろに両親が座り、2人の姿を見守るスタイルが特徴です。
参列者の人数は30~50名が一般的で、両親のほかに兄弟や親戚など近い親族が主に出席します。

神前式の起源は室町時代まで遡る

神前式の起源は室町時代で、当時は3日間ほどかけて結婚式が行われていました。
この時代は新郎の自宅に親族が集まり、床の間に祀られた神様の前で結婚式を行うのが主流でした。
ただ1900年に実施された大正天皇のご成婚を経て今の挙式スタイルが完成し、その後神前式の挙式スタイルが一般人の間にも広がったといわれています。

半数以上の新郎新婦が神社を選択

神前式を行う会場は、神社を選択する新郎新婦が半数を超えます。
ただ、神社以外にもホテルや結婚式場にある神殿で行われることも多いです。
またホテルや結婚式場にある神殿で挙式を行う場合は、神主が会場まで来てくれます。
収容できる人数に問題がなければ親族以外の友人や会社の人を呼べるホテルや結婚式場もあるため、参列者を増やしたい場合は神社以外の会場も検討してみるのがいいでしょう。

新郎新婦が着用する和装の種類

神前式が新郎新婦に人気が高いのは、和装が着用できるのも理由のひとつでしょう。
神前式と聞くと新婦の場合は白無垢をイメージする人も多いですが、色打掛や黒引き振り袖などほかの選択肢もあります。
新郎は、紋付き羽織袴を着用して正装するのが一般的です。
ここでは、新郎新婦が着る和装の種類を紹介します。
特に新婦の場合は和装の種類によって着たときの印象も大きく変わるため、実際に着用して自分に合うものを選びましょう。

新婦の和装は3種類から選べる

神前式で新婦が着用できる和装は、以下の3つから選べます。

・白無垢

・色打掛

・黒引き振り袖

まず白無垢は、掛下や色打掛、小物などすべてを白で統一した婚礼衣装のことです。
室町時代ではもっとも格式高い衣装として、身分の高い武家や豪商の花嫁衣装として着用されていました。
白無垢の色は純白から生成りまでさまざまで、唐織や刺しゅう柄などバリエーションも豊富に展開されています。

色打掛は、華やかな色打掛を羽織る衣装です。
従来は武家の女性が下に着ていた着物でしたが、現代では結婚式のお色直しとして着用します。
そんな色打掛は白無垢の次に着るというルールがあり、色打掛を着用した後に白無垢を着ることはできません。

最後の黒引き振り袖は、江戸時代から昭和初期にかけて婚礼時に着用されていた花嫁衣装です。
振袖の中でもっとも格式が高く、ほかの誰にも染まらないという意味が込められています。
黒引き振り袖は打掛を羽織らないため、帯の柄やデザインが見えるのも魅力です。

新郎の正装は紋付き羽織袴

新郎が結婚式で着用するのは紋付き羽織袴です。
紋付き羽織袴はいくつか種類がありますが、格式が高く一般的に着用されていたのは黒五つ紋付き羽織袴でした。
黒五つ紋付き羽織袴は、羽織の背中や両袖などに家紋が5箇所に入っているのが特徴です。
また黒五つ紋付き羽織袴は黒のイメージが強いですが、白や紺など色紋付き羽織袴もあります。
ただ、色紋付き羽織袴は家紋の数は1~3つが基本です。
着物は家紋の数が多いほど格が上がるため、色紋付き羽織袴は少しカジュアルな装いといえます。

神前式の和装に適した髪型の種類

神前式では和装に合わせて髪型のスタイルを決めます。
新婦の場合は文金高島田・綿帽子・角隠し・洋髪から選べますが、近年はどの和装でも洋髪にする女性も多いです。
一方、新郎の場合は明確な決まりはなく、不快感を与えない髪型であれば良いといわれています。
髪型は顔周りの印象を変えるため、和装と合わせながらヘアスタイルを決めましょう。

新婦は和装に合わせて4種類から選べる

・文金高島田

・綿帽子

・角隠し

・洋髪

文金高島田は花嫁の伝統的な髪型のことです。
江戸時代に流行した未婚女性の髪型で、当時は格式が高い武家しか結うことは許されませんでした。
ただ明治時代以降は一般人でも自由に結えるようになり、現代では神前式で文金高島田にしたいと考える新婦さんは多いです。
文金高島田を結うとき、新婦さんの多くはかつらを着用します。

かつらは、すっぽり頭にかぶる「全かつら」や顔まわりは地毛を使用して残りの部分はかつらにする「半かつら」などさまざまです。
かつらを使用すれば、髪の毛を伸ばさなくてもいいため急に結婚式を挙げることになっても問題ありません。
ちなみにすべて地毛で結い上げる「地毛結い」もあるため、自分の髪で結いたいなら計画的に髪の毛を伸ばしましょう。

綿帽子は、日本髪の上からかぶる布です。
綿帽子は、挙式が終わるまで新郎以外に新婦の顔が見えないように丸みのある独特のシルエットになっています。
綿帽子の下は日本髪ではなく、洋髪にまとめても問題はありません。
最近では洋髪用の綿帽子もあるため、洋髪にするならそれらを利用するのもいいでしょう。
ただし、綿帽子が合わせられるのは白無垢のみです。

角隠しは日本髪に巻きつけた帯状の布のことです。
角隠しには、角を隠して嫁ぐ家に従順に従うという意味があります。
角隠しが合わせられるのは、白無垢・色打掛・引き振袖です。
綿帽子と異なり、角隠しは新婦の表情はしっかり見えます。
日本髪に簪(かんざし)や笄(こうがい)、櫛(くし)を付けてアレンジすれば、より一層華やかさが増すでしょう。

洋髪は、和装に合わせて洋風にまとめた髪型のことです。
新婦の好みに合わせて髪型を楽しめるため、個性を出しやすくなります。

また自分の髪にアレンジを加えるため、かつらをかぶる必要はなく頭に重量がかかることもありません。

新郎は不快感を与えない髪型にまとめる

神前式では、新郎の髪型に明確な決まりはありません。
しかし、社会人として周囲に不快感を与えない髪型にまとめるのがマナーです。
例えば、短髪でスッキリまとめたり、正装にもよく合う七三ヘアにセットしたりするのもいいでしょう。
また、髪の毛もあまり派手すぎる色は控えて暗めの色にするのが好ましいです。
へアスタイルに迷ったときは、新婦の髪型や髪色と合わせて決めるのもいいかもしれませんね。

神前式にかかる費用相場と内訳

結婚式の中でも人気の高い神前式ですが、どのくらいの費用がかかるのか気になる人も多いでしょう。
一般的な神前式の費用の相場は、46万~85万円です。

神前式の費用内訳は以下の通りです。

  • 挙式代・・・結婚式の進行に関わるスタッフの人件費など結婚式を行う際に必要な基本料金
  • 衣装代・・・色打掛や白無垢などの挙式の際に着る衣装の料金
  • 着付け代、ヘアメイク代・・・衣装の着付けと髪のセット料金
  • 撮影代・・・写真の撮影料金
  • 初穂料・・・神社や神官に対して贈る謝礼


神前式には挙式代だけでなく、衣装代や着付け代、ヘアメイク代、撮影代が含まれ、別途で初穂料がかかります。
神前式にかかる費用や内訳を理解して、結婚式を挙げるのに必要な予算を立てる際に役立てましょう。

ちなみに、和婚スタイルでは挙式・衣装・着付け・ヘアメイクの代金全て含めて、48,800円でお客様に合った和婚をご提供しています。

【挙式代】30万~35万円

神前式の会場は、神社やホテル、専門式場などがあります。
選ぶ会場によって挙式費用は変わりますが、30万~35万円ほどが相場です。
一方で教会式の場合は、およそ40万~45万円の費用がかかります。
神前式よりお金がかかるのは、チャペルの使用料や聖歌隊、オルガニストなどが含まれるからです。
費用を抑えたいなら、神前式を選ぶほうがお得でしょう。

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【衣装代】5万~25万円

神前式の衣装代は、選ぶ和装によって費用が大きく変動します。
神前式で和装をレンタルする場合にかかる費用相場は、以下のとおりです。

・白無垢(10万~15万円)

・色打掛(15万~25万円)

・引き振袖(10万~15万円)

・五つ紋付羽織袴(5万~19万円)

上記の費用はあくまで相場のため、新作の和装だったり豪華な刺繍が施されていたりなど、和装の種類によっては相場よりも高くなる傾向があります。

【着付け代・ヘアメイク代】1万~5万円

ほとんどの場合、着付けやヘアメイク代は和装のレンタル代に含まれます。
ただヘアメイクを別で依頼したいときもあるでしょう。
その場合の平均相場は、以下のとおりです。

【着付け】新郎:1万円、新婦:3万~5万円

【ヘアメイク】新郎新婦:2万~4万円

和装に合わせてお色直しや髪型を変えるときは、別途費用がかかることもあります。

【撮影代】5万~10万円

神前式の様子を思い出に残せる写真や動画撮影を依頼する場合は、5万~10万円がかかります。
神前式は立ち入り禁止の場所があり、提携するカメラマンだけ許可する会場も多いです。
また、なかには挙式中の写真撮影を一切禁止する会場もあります。
神前式で選んだ会場では、挙式中に写真や動画撮影はできるのか事前に確認しておきましょう。

【初穂料】5万~10万円

神社で神前式を行う場合は、謝礼として初穂料を納めなければいけません。
初穂料の相場は5万~10万円ほどですが、格式高い神社の場合はさらに費用が高くなることもあります。
また、会場によっては挙式代に初穂料が含まれることもあるため事前に確認しておくのがおすすめです。
挙式代に含まれていない場合は、初穂料を考慮しながら神社を選びましょう。

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神前式の基本的な流れ 

一般的な神前式の流れを紹介します。

儀式 内容
1 参進の儀 斎主と巫女に続き、新郎新婦や両親、親族が本殿へと向かう花嫁行列のこと
2 入場 斎主・新郎新婦・両親・親族が入場
3 修祓 斎主による清めのお祓いを受ける
4 祝詞奏上 斎主が神前に結婚を報告する
5 誓杯の儀 三三九度の杯を行う
6 神楽奉納 巫女が神楽に合わせて舞を踊る
7 誓詞奏上 誓いの言葉を読む
8 玉串奉奠 神前に玉串を捧げる
9 指輪の交換 結婚指輪の交換を行う
10 親族杯の儀 両親や親族が順にお神酒を飲む
11 斎主あいさつ 斎主が結婚式が終了したことを報告する
12 退場 斎主・新郎新婦・両親・親族が退場

神前式の詳しい流れを知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧下さい。

>>神前式の流れを儀式の内容とともに解説!お得なプランもご紹介!

挙式オプションで追加できる主な演出

人前式では、オプションとして好みの演出を追加できる場合があります。
特に新郎新婦に人気がある演出は、以下のとおりです。

【参進の儀】
参進の儀は、神社の入り口から本殿に向かう花嫁行列です。
新郎新婦の後ろに両親や親族が続きます。

【巫女舞】
巫女舞は挙式の間に巫女が舞を奉納する儀式です。
神社によっては挙式代に含まれることもあります。

【水合わせの儀】
水合わせの儀は、新郎新婦が実家で汲んできた水をひとつの杯に合わせる儀式のことです。
合わせた水を新郎新婦がそれぞれ飲みます。

神前式の費用を抑える3つのコツ

教会式と比べると比較的安く挙式を行える神前式ですが、さらに費用を抑えたいと考える新郎新婦もいるでしょう。
人前式の費用を抑えるコツは、以下のとおりです。

・安い価格帯の衣装を選ぶ

・挙式の演出はミニマムに抑える

・予算内に収まる挙式プランを選ぶ

意識して神前式の準備を進めることで費用は大きく変わります。
それぞれの項目を確認していきましょう。

1.安い価格帯の衣装を選ぶ

和装は購入すると高くなるため、基本はレンタルすることが多くなるはずです。
ただレンタルするとはいえ、和装によっては高額になることもあります。
神前式にかかる費用を抑えたいなら、安い価格帯の衣装を選ぶのもひとつの方法です。
なかには外部から安い衣装を持ち込む人もいますが、会場が結婚式場の場合は別途料金がかかることがあります。

2.挙式の演出はミニマムに抑える

神前式では、オプションとして演出を追加できることもあります。
ただ演出を追加するとその分追加料金が発生するため、さらに費用がかかってしまうことも多いです。
また演出が多くなると費用がかさむだけでなく、参列者を疲れさせる原因になることもあります。
予算はもちろん参列者の負担にならないように追加演出は十分に検討しましょう。

3.予算内に収まる挙式プランを選ぶ

神前式はさまざまな挙式プランがあります。
なかには、挙式や衣装代、ヘアメイク代などをすべて含んだプランを提供しているところも多いです。
このようなプランを活用すれば、挙式にかかる費用を抑えて結婚式を挙げられます。
プランに含まれる項目は会社によって異なることも多いため、トラブル回避のためにも事前に確認しておきましょう。

まとめ:神前式の費用に関する悩みは無料相談会で相談しよう!

この記事では、神前式の費用をご紹介してきました。
ポイントは以下のとおりです。

・神前式の費用相場は、およそ30万~35万円かかる

・オプションで演出を追加するとさらに費用が追加される

・予算を抑えたいなら予算内におさまる挙式プランを選ぶ

和婚スタイルでは、挙式代をはじめ衣装代や着付け代が含まれた神社挙式プランを用意しています。
費用は48,000円~で費用を抑えたい新郎新婦にはぴったりです。

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