福岡縣護国神社

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緑豊かな福岡の杜で永遠を誓う神聖な和婚挙式「福岡縣護国神社」

投稿日:2019年9月29日 更新日:

福岡城跡や大濠公園、桜の名所でもある舞鶴公園といった福岡市民憩いの場からも近く、都会の真ん中に鎮座する福岡縣護国神社。

福岡市の中心にありながらそこには都会の喧騒から離れた静寂で清々しい雰囲気を感じることが出来ます。お正月の初詣はもちろんのこと、その他にも広い境内を使った夏祭りや秋祭りなどのイベントも行っているので観光の際に是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

奈良時代や平安時代に創建された歴史の長い神社が数多く存在する福岡ですが、福岡縣護国神社は明治時代に創建されており、比較的新しい神社です。他の神社とは少し異なり、国難に殉じた人々の霊(英霊)を主祭神として祀っています。国家の安泰と平和を願い、創建されました。

 

【福岡名所】緑豊かな福岡の杜で永遠を誓う神聖な和婚挙式「福岡縣護国神社」

日本最大級の大きさを誇る木製大鳥居

福岡縣護国神社

日本最大級の大鳥居

入り口には福岡縣護国神社のシンボルでもある日本最大級の大鳥居があり、参拝者を迎えてくれます。
その大きさは高さ13m、柱の直径は約160cmとなっており、他にはない巨大な鳥居は一見の価値アリです!

高さ13m、柱の直径は約160cmの木製大鳥居

迫力のある鳥居ですが、この大きさになったのには理由がありました。
福岡縣護国神社が現在地に遷座したのは、昭和18年のこと。新社殿の創建にあたり、広大な境内に対して鳥居が小さいのでは、という意見があったそうです。そこで『大きな鳥居を』ということで当時日本領だった台湾・阿里山の檜が選ばれました。

博多港に陸揚げされた檜ですが、自動車による運搬が不可能だったため、子供達の綱引きによって運ばれたと言われています。

福岡縣護国神社の成り立ち

鳥居

護国神社は全国各地に存在します。
その地方の英霊を祀っていますが、東京都と神奈川県には護国神社が存在しません。東京都では全国の英霊を祀っている靖国神社がその役割を担っており、神奈川県では完成間近の本殿を昭和20年5月29日に横浜を襲った空襲によって焼失してしまったそうです・・・。

福岡縣護国神社の成り立ち

福岡では明治元年、福岡藩主の黒田長知公をはじめ、県内の旧藩主等が明治維新で国難に殉じた人々を顕彰するため祭祀を行ったのが始まりです。
明治維新から大東亜戦争に至るまでの約13万柱のご英霊が祀られており、創建時に県民15万人の勤労奉仕と約3000本に及ぶ献木で造成された人口の杜が境内を包んでいます。

平和の像

鳥居に向かって右手に位置するのは平和の像。

平和の像と鳥居

平和への祈りは令和の時代になっても続いていきます。今日では初詣やご祈願、結婚式など様々な思いをもった多くの人々に親しまれる神社になっています。

凛とした社殿と境内を包む緑

鳥居と保存樹の楠木

本殿正面の鳥居の横にはなかなかの大きさをした保存樹の楠木が佇んでいました。

保存樹の楠木

この楠木ですが、枝が伸び、鳥居に差しかかってきたということで、来年2020年に剪定されるそうです。現状が見れる期間は残りわずか。

綺麗に整った境内へ。

綺麗に整った境内

一言で表すならば”シンプル”といった感じでしょうか。穏やかな気持ちでゆっくりとした時 間を過すことができます。

まっすぐ長い参道

このまっすぐ長い参道を結婚式の際には親族一同で参進します。古式ゆかしい花嫁行列の参進する様は圧巻です。
都会の中心にあるとは思えないほどの静寂を保っており、境内を巨大な木々が包み込んでいます。この緑豊かな杜は、神社の創建以来各地から集められた献木約3000本によるもので、今日まで育てられてきました。

現在は、福岡都心部において貴重な森林として保護され、市民憩いの場としても親しまれています。

本殿

本殿

本殿

十六八重表菊と桜の社紋

比較的新しく、現代的なデザインをしている本殿ですが、戦火により焼失したのち、昭和38年に新しく再建されました。
社紋には十六八重表菊と桜が使われています。皇室のシンボルとして菊の紋様は使用されており、当社も古くから皇室と深い関係があるそうです。

境内

この広い境内を使って行われる季節ごとのイベントでは多くの人で賑わいをみせます。
特に夏季に行われる「お盆みたままつり」は有名で、6000余りのぼんぼりが夏の夜空を明るく照らし、境内を幻想的な光で包み込みます。灯されたぼんぼりに包まれて、神楽や和太鼓、コンサートなど様々な演芸が奉納されます。

また、長い参道を使って「蚤の市ナイトマーケット」も同時開催されます。福岡県民はもとより、県外からもたくさんの人で賑わう夏の風物詩として親しまれています。

御朱印

御朱印

おすすめ周辺スポット

福岡市美術館

1979年の誕生以来、様々な作品を展示してきた福岡市美術館。
2016年9月よりリニューアル工事のため長らく休館していましたが、2019年3月に満を持してリニューアルオープンしました。

館内照明のLED化、透過性の高い展示ケースを採用するなどし、国内最高水準の展示環境を実現。レストランやカフェも併設されており、鑑賞後はこちらでゆっくりと過すこともできます。

結婚式情報

福岡縣護国神社
福岡縣護国神社(ふくおかけんごこくじんじゃ)

緑豊かな福岡の杜に包まれ永遠を誓う結婚式

国を護り豊かにすることを願って創建された福岡縣護国神社。広い鎮守の森の中を巫女の先導で本殿へ参進する様子は神聖な儀式そのもの。
白を基調とした光あふれる本殿で、荘厳な結婚式を執り行います。

■福岡縣護国神社
〒810-0044
福岡県福岡市中央区六本松1-1-1
TEL.092-741-2555

■開門時間
5:00~21:00

■祈願受付
9:00~17:00

■交通アクセス
<車>
・JR「博多駅」より約20分
・西鉄「天神駅」より約10分

<電車、バス>
・地下鉄空港線: 大濠公園駅下車 3番・6番出口より徒歩15分
・地下鉄七隈線: 六本松駅下車 2番出口より徒歩8分

西鉄バスJR博多駅より:
・1階4番のりば発(系統番号12・113・114・200・201・202・203・204) 護国神社前下車
・1階3番のりば発(系統番号13) NHK放送センター入口下車

西鉄バス天神より:
・天神警固神社三越前のりば(国体道路側)発(系統番号6・7・113・114・200・201・202・203・204・205) 護国神社前下車
・天神警固神社三越前のりば(国体道路側)発(系統番号6-1) NHK放送センター入口下車

 

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