再婚で結婚式を挙げる際、白無垢を着用してもいいのか迷ってしまいますよね。
今回は、再婚する際の衣装の選び方を解説します。
白無垢の意味や和装する際のポイントなども紹介するため、再婚で白無垢を着るか迷っている人は是非参考にしてください。
白無垢はOK?再婚×結婚式の衣装に関するQ&A
再婚で結婚式を挙げる際、衣装選びに迷ってしまう人は多いですよね。
すてきな結婚式を迎えるためには、衣装に関する疑問を解決しておくことが大切です。
ここでは、再婚×結婚式の衣装について、よくある3つの疑問をまとめました。
- 再婚する際に白無垢を着てもいい?
- 再婚でも白のウェディングドレスは着られる?
- 再婚する際もお色直しはできる?
再婚する際に白無垢を着てもいい?
結論から言うと、再婚の結婚式で白無垢を着ても問題ありません。
そもそも結婚式で着用する白無垢には、「嫁ぎ先の色に染まります」「一生添い遂げます」といった意味があります。
このような意味をもつことから、「過去に嫁いだ経験のある再婚者は白無垢を避けるべき」と考えられていました。
しかし、近年の再婚率の増加や、挙式スタイルの自由化に伴い、再婚での白無垢に対して柔軟な見方が強まっています。
再婚のために白無垢の着用をためらっているのであれば、古い考えにとらわれず、自信をもって白無垢を選びましょう。
白無垢についてもっと詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてみてください。
白無垢とは?基礎知識を理解しておしゃれな和装婚を実現しよう!
再婚でも白のウェディングドレスは着られる?
再婚での衣装選びでは、「白のウェディングドレスを着てもいいのか」も悩みどころでしょう。
結論として、再婚の結婚式でも白のウェディングドレスを着用できます。
ウェディングドレスの本場である欧米では、以前まで再婚時は白色を選ばないのが一般的でした。
しかし、近年では再婚でも白のウェディングドレスを着用する人が増えているため、本場にならって白色を選んでも問題ないでしょう。
再婚する際もお色直しはできる?
再婚の結婚式でも、初婚と同じようにお色直しが可能です。
元々は、挙式の3日後に色付きの衣装を着用し、披露の宴を開いたことがお色直しの由来とされています。
白無垢から色付きの衣装に着替えることで、「嫁ぎ先に染まる」という意味合いがありました。
現在では昔の習慣が簡略化され、お色直しは「披露宴の途中で衣装替えを行うこと」とされています。
特に初婚に限定された習わしではないため、再婚でもお色直しとして衣装チェンジを楽しめますよ。
再婚する大人花嫁向け|和装の選び方
近年は30〜40代で結婚する人が多いことから、大人花嫁に似合うデザインがたくさん登場しています。
そこで、この章では再婚する世代が多い大人花嫁向けに、和装選びのポイントをご紹介します。
和装を選ぶ際は、以下の2点を意識するのがおすすめですよ。
- 肌に合う色&軽やかすぎない素材を選ぶ
- 程よく華やかなデザインを選ぶ
自分に合う衣装を選べるように、2つのポイントを押さえておきましょう。
肌に合う色&軽やかすぎない素材を選ぶ
和装はどれもシルエットが似ているため、色や素材の選び方にこだわることが大切です。
白無垢を選ぶ場合は、真っ白・生成り・オフホワイトなどの種類があります。
同じ白色に見えてもトーンに細かな違いがあるため、肌に合う色を選びましょう。
例えば、真っ白な衣装は肌を明るく見せられますが、日焼けした肌にはなじみにくいため注意が必要です。
なお、和装には主に「正絹(しょうけん)」という素材が使われますが、色を表現しやすい化学繊維や、デザイン性の高い洋風の素材が用いられることもあります。
素材の違いによって印象を変えられるものの、大人花嫁が軽い素材を選ぶと、安っぽい印象になりかねません。
素材の特徴を見比べながら、軽やかすぎないものを選ぶようにしましょう。
白無垢を試着する際のポイントが知りたい人は、こちらの記事もご覧ください。
程よく華やかなデザインを選ぶ
大人花嫁の和装選びでは、程よく華やかなデザインをセレクトするのがおすすめです。
「大人花嫁らしさ」を意識しすぎて地味なものを選ぶと、実年齢よりも老けて見えるかもしれません。
落ち着きがありつつも華やかなデザインを選び、年齢に応じた魅力をアピールしましょう。
例えば、金糸や銀糸の刺繍が入ったものは、大人花嫁がもつ上品さを引き立ててくれますよ。
反対に、洋風の柄やカラフルな柄などは幼い印象に見えやすいため注意しましょう。
<和婚スタイル 福岡店 2021年3月 健軍神社にて挙式 いちみ様>
「プランナーさんがとても親身で丁寧に対応してくださいました。
衣装選びも私の好みをすぐに理解してくださりとても楽しかったです。
福岡から熊本まで出張でメイクさんカメラマンさんも来てくださりありがとうございました」
お近くの店舗がない場合は、オンラインでご相談できます。後日、一番お近くの店舗に来店いただきご希望の衣装を試着してみてくださいね。
和装で前撮り&挙式をする際のポイント5つ
和装で前撮りや挙式をする際は、知っておくべきポイントが5つあります。
- 自分に似合う髪型を決めておく
- ヘアスタイルに合う小物を選ぶ
- 和装に合うブライダルネイルを考える
- 衣装に適した和装小物を身に着ける
- 和装する際のマナーを押さえておく
自信をもって前撮りや挙式当日を迎えられるように、5つのポイントを確認しておきましょう。
1.自分に似合う髪型を決めておく
和装する際は、主に3つの種類からヘアスタイルを選びます。
なりたいイメージに合わせて、自分に似合う髪型を考えてみましょう。
- 文金高島田:花嫁の伝統的な髪型で、華やかさや格式の高さが特徴。地毛で作るほか、かつらを使う方法もある。
- 新日本髪:伝統的な日本髪を現代風にアレンジしたスタイル。古風な雰囲気を残しながら、洋髪のように仕上げられる。
- 洋髪:髪型や髪飾りに決まりがなく、自由なアレンジが楽しめる。きっちりとした和装にカジュアルな雰囲気を足したい人におすすめ。
白無垢と洋髪の合わせ方は、以下の記事で詳しく解説しています。
白無垢に合う洋髪スタイル6選!おすすめの髪飾りや注意したいこと
2.ヘアスタイルに合う小物を選ぶ
特に日本髪を作るときは、小物にも気を配りましょう。
ヘアスタイルに合う小物を付けると、和装や日本髪の魅力がさらにアップしますよ。
日本髪に合う小物には、以下の種類が挙げられます。
綿帽子:袋の形をした白い帽子。白無垢に合わせるのが基本。
角隠し:白い布で作られた小物。さまざまな和装に合わせられる。
簪(かんざし)・笄(こうがい):どちらも髪飾りを指す。簪は束ねた髪を固定する際に、笄は髷(まげ)を束ねる際に用いられる。
結婚式で使われる和装小物を紹介。取り入れる際のポイントも解説
3.和装に合うブライダルネイルを考える
すてきな花嫁姿に仕上げるなら、ブライダルネイルにもこだわりましょう。
白無垢にはホワイトやクリアなどの淡い色味を、色打掛には衣装のカラーとリンクした色味を選ぶのがおすすめです。
または、髪飾りなどの小物と色を合わせるのもいいですね。
白無垢と色打掛の両方を着る場合は、白無垢を着た際になじみやすいデザインを選びましょう。
色打掛にネイルは必要なの?種類や選び方、費用相場を確認しよう
4.衣装に適した和装小物を身に着ける
髪飾りだけではなく、衣装に適した和装小物を身に着けることも大切です。
和装に合わせる小物は、以下のようにさまざまな種類があります。
- 懐剣(かいけん)
- 箱迫(はこせこ)
- 帯締め(おびじめ)
- 抱え帯
- 末広(すえひろ)
- 草履(ぞうり)
和装する際は、それぞれの小物に込められた意味を知っておくのもおすすめです。
和装小物の詳しい説明は、以下の記事でチェックしてみてくださいね。
結婚式で使われる和装小物を紹介。取り入れる際のポイントも解説
5.和装する際のマナーを押さえておく
和装を美しく着こなすためには、以下の4つのマナーを押さえておきましょう。
- まっすぐに前を向いて歩く
- 背筋を伸ばして胸を張る
- 着物の裾を持ち、裾を引きずらないように注意する
- 腰から曲げてお辞儀する
その他にも、神前式で用いる杯の持ち方や、着崩れしにくい座り方など、注意すべきポイントがたくさんあります。
前撮りや挙式を迎えるまでに、マナーをきちんと覚えておきましょう。
>内部リンク(和装 立ち方)
まとめ:再婚の結婚式でも白無垢を着るのはアリ!
今回は「再婚の結婚式で白無垢を着られるか」について解説しました。
- 再婚で結婚式を挙げる際も白無垢を着られる
- 大人花嫁の衣装選びでは、色味や素材、デザインにこだわることが大切
- 和装で前撮り・挙式をする際は、5つのポイントを押さえておく
再婚率が増加していることもあり、近年は再婚での白無垢着用も一般的になっています。
初婚ではないからといって気後れせず、本当に着たい衣装を選びましょう。
和装の選び方を相談したいなら、和婚スタイルがおすすめです。
和婚スタイルは神前結婚式や仏前結婚式に特化しているため、和装に関する悩みにもプロが寄り添ってお答えします。
無料相談会を実施しているため、和装の疑問や悩みがある人は、ぜひ気軽に相談してくださいね。