和婚のいろは

結婚式に行う鏡開きとは?やり方やタイミングなどをチェックしよう

投稿日:2022年2月28日 更新日:

結婚式に行われる鏡開きとは、どのような演出なのか気になりますよね。

今回は、結婚式にぜひ取り入れたい鏡開きについて解説します。

鏡開きのやり方やタイミング、行う際のポイントなども紹介するので、鏡開きを検討している人は併せて参考にしてください。

 

 

 

結婚式で行う鏡開きとは

 

結婚式で行う鏡開きとは、酒樽の蓋をお餅に見立てて、木槌で開封する演出のことです。

蓋の丸は夫婦円満を表現しており、開くには「二人で未来を開いていく」という意味が込められています。

つまり、結婚式で新郎新婦が鏡開きを行うことは、「夫婦円満」「子孫繁栄」を意味している縁起の良い演出といえるでしょう。

そのほかの演出に関する詳細は、和装の披露宴で人気!盛り上がる演出方法をシーン別に紹介をご覧ください。

結婚式におすすめの鏡開きの基礎知識

鏡開きは、乾杯の前に行われるのが一般的です。

司会者が掛け声をかけて、新郎新婦が酒樽の蓋を開封します。

結婚式に参列した人にも升を配れば、みんなで盛り上がれるでしょう。

また、鏡開きで使用されるお酒は、日本酒が一般的ではあるものの、銘柄に指定はありません。

ここでは、結婚式におすすめの鏡開きの基礎知識を解説します。

鏡開きを行うタイミング

鏡開きは、乾杯の前に行うのが一般的です。

結婚式に参列した人にも、升を配って振る舞えば、式場が一体となって盛り上がります。

もちろん、お酒を飲めない人への配慮はしなければいけません。

ただし、鏡開きを行うタイミングに決まりはないため、プランナーと相談して決めるのもひとつの方法です。

思い出に残る結婚式となるように、入念に計画しましょう。

鏡開きのやり方

鏡開きのやり方は、以下のとおりです。

 

  1. 司会者が掛け声を掛ける
  2. 新郎新婦が酒樽の蓋を開封する
  3. 新郎新婦が1合升にお酒を入れる
  4. 参列者にお酒を配る

 

司会者が「せーの」や「ご結婚おめでとうございます」などと声をかけて、酒樽を開封します。

このとき、参列者に掛け声のタイミングを事前に伝えておけば、みんなで声をかけあえるためおすすめです。

無事、酒樽が開封できたら、参列者にお酒を配りましょう。

新郎新婦が直接配るのもいいですが、参列者が多い場合は、スタッフに手伝ってもらうといいですね。

結婚式の進行状況に合わせて、段取りを決めておくといいでしょう。

鏡開きに使用されるお酒の種類

鏡開きに使用されるお酒の種類は、日本酒が一般的です。

日本酒の銘柄は豊富にあるものの、鏡開きに使用される銘柄は決まっていません。

そのため、お酒を選ぶ際は、自分たちの好きな銘柄を選んだり、当日の料理に合わせたりすればいいでしょう。

ほかにも、新郎新婦の地元のお酒や、参列者が喜ぶような銘柄を選ぶのもおすすめです。

鏡開きにかかる費用

鏡開きにかかる費用は、以下の3つのパターンで異なります。

 

  • 自分たちで用意した場合
  • 業者に依頼した場合
  • 式場に依頼した場合

 

自分たちで用意する場合と、業者に依頼する場合は、持ち込み料や残ったお酒の処分費用が別途発生する可能性があるため、式場に確認しておきましょう。

また、式場に依頼する場合は、オプションを確認しておくと安心です。

ここでは、鏡開きにかかる費用について解説します。

自分たちで用意した場合

自分たちで鏡開きを用意した場合は、以下が相場です。

 

樽のサイズ 予算の目安
1斗樽 4万円
2斗樽 5~6万円
4斗樽 6~8万円

 

1斗樽(とだる)は、1升瓶10本分のため、1号升を使用した場合は約100名分に相当します。

お酒以外にも、木槌や升、柄杓(ひしゃく)の準備も必要になるため、4斗樽でも10万円ほどを目安にしておくといいでしょう。

また、3種類の中で見栄えがもっとも良いのは、4斗樽です。

しかし、4斗樽にしてしまうと、お酒が余ってしまうと考える人もいるでしょう。

そのようなときは、底上げされた上底樽を活用するのがおすすめです。

上底樽を使用すれば、参列者の人数によってお酒の量を調整できます。

ほかにも、式場によっては、持ち込み料や残ったお酒の処理方法などが異なるため、事前に確認しておくといいでしょう。

業者に依頼した場合

業者に鏡開きを依頼した場合は、2~4万円を目安にするといいでしょう。

新品や中古品、酒樽の大きさによって予算に違いが生じるため、あらかじめ確認しておくと安心です。

また、業者に依頼すれば、木槌や升などの準備も併せて任せられるため、準備の手間を省けます。

ただし、自分たちで用意したときと同様に、会場への持ち込み料や処分費用などが発生する場合があります。

式場に依頼した場合

式場に鏡開きを依頼した場合は、10~15万円が相場だといわれています。

式場によっては、木槌や升、柄杓の準備、後片付けなどは別途費用が発生する場合があるため、事前に確認しておくと安心です。

オプションに鏡開きが付いていない場合は、ウエディングケーキと差し替えられるケースもあるため、一度プランナーに相談するといいでしょう。

 

結婚式で鏡開きを行う際のポイント

 

結婚式で鏡開きを行う際のポイントは、以下の3つです。

 

  • 費用や準備する物を細かく確認しておく
  • 樽にはお酒以外でも入れられる
  • 口上を述べるとオリジナル性がアップする

 

結婚式で鏡開きを行う際は、費用や準備する物をチェックしましょう。

式場によって準備する物が異なったり、オプションを活用できたりします。

また、酒樽はお酒以外にも、お菓子やギフトなどを入れて楽しむことも可能です。

参列者に内緒にしていれば、サプライズになるでしょう。

ほかにも、口上を述べてもらえば、新郎新婦にしかできない結婚式が完成します。

ここでは、結婚式で鏡開きを行う際のポイントを解説します。

費用や準備する物を細かく確認しておく

鏡開きを行う際は、費用や準備する物を細かく確認しておきましょう。

例えば、酒樽以外にも、木槌や升なども準備しなければいけません。

また、式場のオプションを活用するのであれば、あらかじめ詳細を確認しておくと安心です。

ほかにも、記念品として升を参列者に配る場合は、箱やビニール袋などを用意する必要があります。

樽にはお酒以外でも入れられる

ミニ鏡開きを用いれば、お酒以外も入れられます。

ミニ鏡開きとは、古風な鏡開きをカジュアルにしたもののことで、小さな樽を用いて行われる演出のことです。

お菓子やギフト、おみくじなどを入れており、参列者の各テーブルに設置しておきます。

そして、木槌を持った新郎新婦が各テーブルを回って、小さな樽を開封して回る手順です。

中身を参列者に内緒にしておけば、サプライズにもなるでしょう。

口上を述べるとオリジナル性がアップする

鏡開きに先立って、鏡開口上を述べるとオリジナル性がアップします。

口上を述べる際は、木槌を握る人以外が行いましょう。

例えば、新郎新婦の兄弟や威勢の良い友人などにお願いするのもいいかもしれません。

口上を述べる際の人数に決まりはないため、複数人で行うのもおすすめです。

口上を述べた後は、口上者が掛け声を行って、鏡開きを実施します。

 

結婚式には鏡開きを取り入れよう

 

この記事では、結婚式におすすめの鏡開きについてご紹介しました。

ポイントは、以下のとおりです。

 

  • 鏡開きは乾杯の前に行うのが一般的である
  • 鏡開きに使用されるお酒は自由に選べる
  • 費用や準備物を事前に確認しておく
  • 樽にはお酒以外も入れられる

 

和婚スタイルでは、48,800円から神前式や神社結婚式を行えます。

演出プランとして鏡開きも用意しているため、理想の結婚式を挙げられるでしょう。

無料相談会も実施しているため、鏡開きを検討している人は一度参加してみるのはいかがでしょうか。

 

 

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