目次
- 1 1.入籍のや挙式の日程をどのように選ぶ?
- 2 2.『大安吉日』以外の『吉日』とは!?神前式におすすめの日10選
- 2.1
- 2.2 2.-1『一粒万倍日』一粒から万倍へと実りのある2人の生活へ
- 2.3 2.-2.『天赦日』全ての罪汚れを祓い、百神からの祝福を受けとれる挙式に
- 2.4 2.-3.『神吉日』ご祖先様も一緒に祝福!新郎新婦のルーツや絆を感じる日
- 2.5 2.-4.『天恩日』天の恩恵を全て受け取れる全ての人に優しい披露宴
- 2.6 2.-6. 『母倉日』子を育てるように人を愛しむ母性
- 2.7 2.-7.『甲の日(きのえね、こうし、かっし)』 五穀豊穣、商売繁盛、子孫繁栄、縁結びなどのご利益
- 2.8 2.-8. 『寅の日』 虎の黄金色と黒色の縞模様は金運の象徴
- 2.9 2.-9.『巳の日』(みのひ)』金運・財運アップの日として知られる吉日
- 2.10 2.-10.『巳の日』(つちのとみのひ)』巳の日よりさらに金運がアップする年に6回しか訪れない貴重な日
- 3 3.入籍や挙式の日程の選び方まとめ
1.入籍のや挙式の日程をどのように選ぶ?
神前式と考えた時に今までは一般的に日取りは『大安吉日』と言われて来ましたが、近年は吉日への意識や認識がだいぶ変わって来ました。大安吉日だけが吉日ではなく、『毎日が吉日』という前向きな考え方によるものです。結婚し、生涯を共に過ごす人とは晴れの日も雨の日も風の日も共に日々を過ごしていくことになります。そのパートナーとの入籍や結婚式も大安だけでなく、どの日に結婚されても幸せにと願い、大安以外の吉日をご紹介します。
2.『大安吉日』以外の『吉日』とは!?神前式におすすめの日10選
2.-1『一粒万倍日』一粒から万倍へと実りのある2人の生活へ
よく宝くじ売場でよく見かける『一粒万倍日』(いちりゅうまんばいび)には「一粒の種籾が万倍に実り、立派な稲穂になる」という意味があります。この日は「何かを始めるのに最適な日」とされるので入籍や結婚式の日取りに最適です。また一粒の種籾が万倍にも広がっていき日頃の感謝の気持ちや幸福も万倍へと広がっていく日なので、新郎新婦だけでなく出席者にとっても良い日です。
2.-2.『天赦日』全ての罪汚れを祓い、百神からの祝福を受けとれる挙式に
天赦日(てんしゃび)とは古来から伝わる「陰陽五行」と「十干十二支」の2つを元に作られた吉日で、「百神が天に会合し、天が万物の全ての罪を赦す日」とされ、万事に渡り吉とされる日本の暦の上で最高の日です。天赦日は年に5-6回ありますが、2022年を例に挙げると一粒万倍日と重なる日が3月26日と6月10日の2日間あり、更に最強の吉日です。
2.-3.『神吉日』ご祖先様も一緒に祝福!新郎新婦のルーツや絆を感じる日
神吉日は「かみよしにち」や「かみよしび」と読まれ、古来より暦に「神よし」と記載され、神社の祭礼、ご祈祷、神棚を祀ることやご先祖様をお祀りするのに最適な日とされていました。神吉日は月に15~18日あるのも嬉しいところ。この日は神様を参拝することに加えて、ご祖先様のお参りに良いことから結婚という「家と家」双方のご両親様やご祖先様が繋いでくれてこそ存在するお2人の門出に相応しい日です。
2.-4.『天恩日』天の恩恵を全て受け取れる全ての人に優しい披露宴
天恩日(てんおんにち)は「天の恩恵より全ての人が福を受ける最高吉日」とされ、万事に対して縁起良しとされる吉日です。入籍、挙式、披露宴に良いとされ、最近は結婚式の日程として人気です。天恩日は江戸時代の暦に記載されていたものですが、再び主流となりつつあります。「皆が恩恵に預かれる日」を選ぶことは日頃お世話になっている参列者への恩返しとして参列者全員の幸せを願う日に向いています。
2.-6. 『母倉日』子を育てるように人を愛しむ母性
母倉日(ぼそうにち)とは「母が我が子を育てるように天が人間を慈しむ日」で毎月4-5日ある日です。この日は何をするにも吉日とされていますが、月に4-5回巡ってくる吉日で、特に結婚に関することに相応しい日です。「母が我が子を育てるように」とあるように、大きな母性で人を包むような優しいエネルギーを持った日で人気があります。
2.-7.『甲の日(きのえね、こうし、かっし)』 五穀豊穣、商売繁盛、子孫繁栄、縁結びなどのご利益
甲子の日(きのえね、こうし、かっし)は、大黒様の縁日にあたり、大黒様をお祭りしている寺社で甲子祭が開かれます。大黒様は、縁起の良い七福神としても有名です。大黒様には、五穀豊穣、商売繁盛、子孫繁栄、縁結びなどのご利益があると言われています。
2.-8. 『寅の日』 虎の黄金色と黒色の縞模様は金運の象徴
財福の神「毘沙門天」の使い。虎は七福神の一柱として信仰される神様「毘沙門天(びしゃもんてん)」の使いとしても扱われています。毘沙門天は金運のほか勝利や開運、商売繁盛、健康長寿のご利益があるとされています。
2.-9.『巳の日』(みのひ)』金運・財運アップの日として知られる吉日
巳の日」の「巳」は動物のヘビのことです。日本では古くから年・月・日・時それぞれに12の干支を当てはめ、十干(じっかん)と合わせて日付や時刻の記録に用いていました。干支暦のなかで巳の日は金運・財運アップの日として知られる吉日です。とくに1月最初の巳の日を「初巳(はつみ)」といい、後述する弁財天を祀る神社でその年の初めの催事が行われます。
2.-10.『巳の日』(つちのとみのひ)』巳の日よりさらに金運がアップする年に6回しか訪れない貴重な日
白蛇は「弁財天」の使い。七福神の一柱であり、仏教の守護神として信仰される神様「弁財天(べんざいてん)」の使いが白蛇です。白蛇は古くから金運や商売繁盛を招くと考えられてきました。また弁財天には金運のほかにも芸術や交通安全、恋愛成就、子孫繁栄、長寿といったさまざまなご利益があるといわれています。
3.入籍や挙式の日程の選び方まとめ
時代も変われば社会の変動や生活様式など様々な事情により吉日にも変化がもたらされてきました。そうした移り変わりの中でも江戸時代やその前から続く古来のものは普遍的で何百年、何千年と続いてもこうして残されています。それはご結婚される新郎新婦の皆様が何百年、何千年の時を超えて繋がりここまで生きて来られたことと同じく、尊いことです。そして、ご入籍やご結婚を通じて更に後世へと幸せと平和が続いていくことを心よりお祈りしています。
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