宗像大社

神社のいろは

三女神を祀る世界遺産で挙げる福岡の和婚挙式「宗像大社」

投稿日:2019年9月26日 更新日:

福岡県にある宗像大社は全国各地7000余りある宗像神社、厳島神社、及び宗像三女神を祀る神社の総本社です。宗像大社は、沖ノ島の「沖津宮」、筑前大島の「中津宮」、宗像市田島の「辺津宮」の三社の総称であるが、現在では「辺津宮」のみを指す場合も多いそうです。

宗像大社では天照大神(あまてらすおおみかみ)の三柱の御子神をお祀りしています。沖津宮には「田心姫神(たごりひめのかみ)」、中津宮には「湍津姫神(たぎつひめのかみ)、辺津宮には「市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)」がそれぞれ祀られています。それらを祀るご神体はなんと「沖島」。”島”自体をご神体とし、古くから人々の信仰の対象とされてきました。

また、あらゆる”道”の最高神を指す、「貴(むち)」の尊称を伊勢神宮、出雲大社と並び持っており、航海や交通の安全を祈願する神様として篤い崇敬を集めています。
2017年には「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群としてユネスコの世界遺産に登録され、更なる注目を集めています。

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【世界遺産】三女神を祀る神社の総本社で挙げる福岡の和婚挙式「宗像大社」

整頓された境内を散策

世界遺産の看板

境内入り口の前に世界遺産についての看板が設置されていました。2017年に開催されたユネスコ世界遺産委員会で、宗像大社を構成する三宮を中心に、その祭祀を担った宗像一族の古墳群が、「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産郡として世界遺産に登録されました。

1. 沖ノ島とその周囲にある三つの岩礁
2. 小屋島
3. 天狗岩
4. 御門柱
5. 中津宮
6. 沖津宮遙拝所
7. 辺津宮
8. 新原・奴山古墳群

上記八つの資産で構成されています。

鳥居から見る神門

本殿への参道はまっすぐと伸びており、鳥居から神門をみることができます。

心字池に架かる太鼓橋

心字池には太鼓橋が架かっており、池を泳ぐ鯉を鑑賞しながら進んでいきます。

洗練されたシンプルな境内

いうなれば”スマート”(?)といった印象を受ける境内。無駄がなく、とてもシンプルで洗練されています。

変わった手水舎

ちょっと変わった手水舎へ。

柄杓が無く竹筒から水が出る手水舎

柄杓がなく、大きな石に刺さった竹筒から出てくる水で身を清めます。

拝殿の前にある神門

続いて拝殿の前にある神門へ。両脇には青銅製の凛々しい表情をした狛犬が並んでいました。

青銅製の凛々しい表情をした狛犬

宗像大社は朝鮮半島や中国大陸に近い位置にあり、海外との貿易が盛んに行われてきました。その交流により海外の文化が入りやすい場所でもありました。

また、四季によって様々なお祭りが開催されているのも宗像大社の魅力のひとつです。
中でも毎年10月1日から3日まで行われる秋季大祭(田島放生会)はこの地ならではのお祭りで、最も盛り上がるそうです。秋季大祭の幕開けを飾る 「みあれ祭」から始まり、古式ゆかしい祭典が執り行われる「高宮神奈備祭」で幕を閉じます。一年に一度、三女神が再会し、海の安全と豊漁を祈願する祭事として、鎌倉時代から700年以上続く歴史を持ちます。

三女神の一角「市杵島姫神」を祀る本殿へ

市杵島姫神を祀る本殿

現在の本殿は弘治3年(1557年)に焼失したのちに、天正6年(1578年)に本殿、天正18年(1590年)に拝殿がそれぞれ再建されました。いずれも国の重要文化財に指定されています。

切妻妻入造の建築様式

安土桃山時代初期の神社建築の特色を現在に伝える貴重な拝殿。
屋根は柿葺(こけらぶき)で、切妻妻入造(きりづまつまいりづくり)と呼ばれる建築様式をしているのが特徴です。切妻造とは棟を境に左右に二つの斜面がある屋根を持ち、棟と直角の壁面に正面の出入り口がある造りを指します。

歌仙図が並べられた本殿

拝殿にはズラーっと歌仙図が並べられていました。

柿葺の屋根の本殿

本殿も柿葺の屋根で、こちらは五間社流造(ごけんしゃながれづくり)と呼ばれる建築様式で造られています。

五間社流造の建築様式

流造とは、正面入り口の屋根が前のほうに長く伸びているのが特徴で、伸びている部分を庇(ひさし)または向拝(こうはい)と呼びます。正面の柱が一間(柱が2本)であれば一間社流造、五間(柱が6本)であれば五間社流造となります。

三女神の”長女”と”次女”を祀る社へ

三女神を祀る社

樹齢550年のご神木の楢の木

本殿横に佇むのは宗像大社の神紋にもなっているご神木の”楢”の木。樹齢は550年ともいわれています。楢の木の間を抜け、さらに奥へと進んでいきます。

第二宮

3分程歩いた先に第二宮・第三宮というお社があります。それぞれ沖津宮・中津宮の分社で、読み方は「ていにぐう」「ていさんぐう」といいます。
かつてはこれらに加え、第一宮も存在していたそうで、現在の本殿と拝殿がある場所は第一宮があった場所だといわれています。

唯一神明造の建築様式

第二宮・第三宮は唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)という建築様式で造られており、唯一神明造というのは伊勢神宮の社殿に見られる造りで、日本で最古の建築様式といわれています。

第三宮

”田心姫神”が祀られている沖津宮が鎮座する沖ノ島は、島全体が神域となっており、現在は宗像大社の神職のみ上陸が許され、一般の人の入島は原則禁止となっています。神域であるこの島で見聞きしたことを漏らしてはならず、一木一草も持ち帰ってはいけないと数々の禁忌が現在も続いています。

また、”湍津姫神”が祀られている中津宮のある大島へは上陸する事が可能で、高速船で約15分程。
これら三宮の総称が「宗像大社」なので、すべてに直接参拝したいところですが、残念ながら難しいため、辺津宮の本殿と第二宮、第三宮に参拝すれば宗像三宮を拝したと信仰されてきました。

第二宮・第三宮からさらに5分程歩いた先には「高宮祭場」があります。

高宮祭場

宗像三女神降臨の地との伝承があり、沖ノ島と並び我が国の祈りの原形を今に伝える全国でも数少ない古代祭場です。
この場所だけ背筋がピンと伸びるような神聖な空気感。そんな空気が流れているようにも感じました。

秋には秋季大祭を締め括る祭典、高宮神奈備祭が行われます。みあれ祭でお迎えした宗像三神に秋祭りの無事斎行を感謝すると共に、新たな霊力を戴かれた宗像三神の神威の無窮を祈念する神事です。

御朱印

御朱印

おすすめ周辺スポット

宗像大社から車で15分程のお蕎麦屋さんへ。

街道そば たからい

唐津街道という昔の風情を今に残す趣のある町並みの一角に「街道そば たからい」はあります。築150年の古民家でお蕎麦をいただいてきました。

天ぷら

庭園を眺めつつ食べる料理はどれも絶品。

信州八ヶ岳の蕎麦粉を使用した九割蕎麦

信州八ヶ岳の蕎麦粉を使用した九割蕎麦で、適度なコシがあり、甘めのつゆと相性の良いお蕎麦でした。

結婚式情報

世界遺産登録の宗像大社
宗像大社(むなかたたいしゃ)

宗像三女神信仰の中心地で斎行する結婚式

世界遺産登録でますます知名度が高まる宗像大社。縁起の良い結婚式の場としても注目を集めています。
あらゆる”道”の最高神を指す、「貴」の尊称を持つ宗像大社で夫婦のこれから歩む”道”の契りを交わす厳粛なる結婚式を執り行います。

■宗像大社
〒811-3505
福岡県宗像市田島2331
TEL:0940-62-1311

■開門時間 6:00~17:00

■祈願受付 9:00~17:00

■交通アクセス
<車>
・九州自動車道若宮ICから約20分/古賀ICから約25分

<電車、バス>
・JR東郷駅宗像大社口下車後、西鉄バス宗像大社経由神湊波止場行き「宗像大社前」まで約12分

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