フォトウェディングとは?メリット・デメリットや費用相場、後悔しないための注意点を解説
はじめに
今注目を集めるフォトウェディング。その魅力や特徴について、これから結婚式を考えているカップルの方々に向けて詳しくご紹介します。費用相場や注意点もご紹介するため、フォトウェディングを検討される方はぜひ参考にしてください。
フォトウェディングの定義
フォトウェディングとは、挙式の代わりに写真撮影を行う新しい形の結婚式です。結婚式を挙げる予算がない場合や、結婚してから時間が経過しているものの思い出を残したいと考えるカップルに選ばれています。
参列者を招待したり、親族だけを招いたり、撮影後に会食を設けたりするなど、プランによって様々な内容を選択できます。新郎新婦は好みの衣装を着て、思い出の場所や理想の場所で写真を撮影します。
なお、「前撮り」「後撮り」「ウェディングフォト」は、結婚式を挙げることを前提に行われる写真撮影を指し、フォトウェディングとは異なります。
フォトウェディングの 5 つのメリット
1. 準備の手間を省ける
通常の結婚式では、会場選び、演出、引き出物、料理、招待客リストの作成、席次の決定、BGM の選定など、多岐にわたる準備が必要です。特に、招待客が多い場合は、席次表の作成や引き出物の選定に多くの時間を要します。また、当日のタイムスケジュールや演出の細かい打ち合わせなど、準備項目は数多くあります。
一方、フォトウェディングでは衣装と撮影場所、撮影日を決めれば実施できるため、準備の負担が大幅に軽減されます。打ち合わせも最小限で済むため、忙しい方でも無理なく準備を進めることができます。
2. 日取りを自由に決められる
結婚式では、参列者全員の予定を調整する必要があり、特に年配の方が多い場合はお日柄への配慮も必要です。親族が遠方に住んでいる場合は、移動の都合も考慮しなければなりません。また、人気の式場では希望の日程が取りにくいという課題もあります。
フォトウェディングは新郎新婦二人の予定さえ合えば実施できるため、日程調整の自由度が高くなります。平日や早朝など、通常の結婚式では選びにくい時間帯でも実施可能です。
3. 好きな衣装を選べる
通常の結婚式では、参列者を待たせない配慮からお色直しの回数に制限がかかりがちです。また、式場の雰囲気や進行時間との兼ね合いで、着用できる衣装が限られることもあります。
フォトウェディングでは、和装や洋装を問わず、新郎新婦が着たい衣装を自由に選択できます。白無垢や色打掛、ウェディングドレスはもちろん、カジュアルな私服や思い出の衣装での撮影も可能です。衣装の組み合わせも自由自在で、和装と洋装を両方楽しむこともできます。
4. 様々なロケーションで写真を撮れる
観光名所や二人の思い出の場所など、撮影場所を自由に選べることも大きな魅力です。桜並木や紅葉スポット、海辺や山など、季節や自然を活かした撮影が可能です。また、カフェや美術館、遊園地といった、普段の結婚式では使用できないような場所での撮影も実現できます。
プロポーズの場所や初デートの思い出の場所など、二人にとって特別な場所での撮影も可能です。新たな思い出の地を作ることもでき、旅行を兼ねた撮影も人気があります。
5. 結婚費用を抑えられる
一般的な結婚式と比べて費用を抑えられるため、新生活やハネムーンにより多くの予算を回すことができます。披露宴の料理や引き出物、会場装花などにかかる費用が不要なため、大幅なコスト削減が可能です。
ただし、屋内での「スタジオ撮影」と屋外での「ロケーション撮影」では費用が異なり、一般的にロケーション撮影の方が高額となります。また、衣装の着替え回数や撮影時間によっても費用は変動します。
フォトウェディングの 3 つのデメリット
1. お祝いされている感じを味わいにくい
新郎新婦二人きりか、少人数での撮影が一般的なため、大勢の人からお祝いされる雰囲気を味わうことは難しくなります。結婚式特有の感動的な瞬間や、参列者との心温まる交流が少なくなります。
また、親族や友人からの祝福の言葉や、サプライズ演出なども期待できません。人によっては「結婚した」という実感が湧きにくい場合もあります。このため、フォトウェディング後に別途、会食会や小規模なパーティーを開く方も多くいらっしゃいます。
2. 外での撮影は天候に左右される
ロケーション撮影の場合、天候によって予定通りの撮影ができないことがあります。特にビーチでの撮影など、天候の影響を受けやすい場所では注意が必要です。雨天時は屋内での撮影に変更するなどの対応が必要になることもあります。
また、季節の花々や紅葉などと一緒に撮影を計画している場合、その時期の天候や開花状況によって理想の写真が撮れない可能性もあります。天候不順による日程変更の可能性も考慮に入れておく必要があります。
3. 両親に反対される可能性がある
フォトウェディングは比較的新しい形式のため、特に年配の方々には馴染みが薄く、「親族や友人を招いての伝統的な結婚式を」と希望されることもあります。特に一人っ子の場合や、親族が多い家庭では、反対意見が出やすい傾向にあります。
両親世代にとって、結婚式は家族や親族が集まる大切な機会として認識されていることも多く、フォトウェディングへの理解を得るには丁寧な説明が必要かもしれません。
フォトウェディングの費用相場
スタジオ撮影の場合
数万円から 20 万円程度が一般的です。撮影場所までの移動が不要で、天候にも左右されないため、安定した撮影が可能です。基本的なプランには以下のものが含まれます:
- 衣装レンタル(洋装または和装)
- ヘアメイク
- 写真撮影(データ付き)
- 小物レンタル
スタジオによっては、バックグラウンドの種類や照明効果など、様々な演出も可能です。
ロケーション撮影の場合
15 万円から 20 万円程度が相場です。撮影場所への交通費により変動します。季節感のある写真が撮影できる一方、天候リスクには注意が必要です。費用に影響する主な要因は:
- 撮影場所までの移動費用
- ロケーション使用料
- 撮影許可申請費用
- スタッフの交通費
- 天候による再撮影リスク
人気の観光地や有名スポットでの撮影は、追加費用が発生する場合があります。
挙式+フォトウェディングの場合
30 万円から 40 万円程度が目安です。パック料金の設定も多く、単独での実施に比べて大幅な費用増とはなりません。含まれるサービスは:
- 挙式料
- 衣装レンタル
- ヘアメイク
- 写真撮影
- 会場使用料
- 基本装花
オプションで、会食付きプランや記念アルバム作成なども選択可能です。
撮影当日のスケジュール例
時刻 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
9:00 | 店舗来店 | 受付、打ち合わせ確認 |
9:10 | 着付け・ヘアメイク | 新郎新婦別々に準備 |
11:00 | 撮影場所へ移動 | スタッフ同行 |
11:15 | 撮影開始 | 1 着あたり約 1 時間 |
12:30 | 着替え・終了 | データ確認、今後の流れ説明 |
全体で 3 時間半から 4 時間程度を見込んでおくことをお勧めします。衣装の着替えがある場合は、さらに 1 時間程度追加する必要があります。
後悔しないための準備ポイント
1. 事前準備の重要性
フォトウェディングを成功させるためには、以下の点について事前に準備することが重要です:
- 希望する写真のイメージ収集
- 撮影場所の下見
- 天候不順時の代替案検討
- ヘアメイクの事前相談
- 小物やアクセサリーの選定
2. 当日のスケジュール管理
限られた時間で最高の写真を撮影するために、以下の点に注意が必要です:
- 余裕を持った集合時間の設定
- 着替えや移動時間の確保
- 天候や気温への対応準備
- 体調管理への配慮
3. コミュニケーションの重要性
カメラマンやヘアメイクスタッフとの意思疎通が重要です:
- 希望するポーズや構図の伝達
- 苦手なアングルの事前申告
- 特に撮影したいシーンの確認
- タイムスケジュールの共有
まとめ
フォトウェディングは、従来の結婚式とは異なる新しい形の記念撮影です。費用を抑えながら、自由度の高い思い出作りができる一方で、天候や家族の理解など、考慮すべき点もあります。
準備段階での十分な検討と、当日の円滑な進行のための事前準備が重要です。また、両親との事前相談や、撮影スタッフとの綿密な打ち合わせにより、より満足度の高いフォトウェディングを実現することができます。
ご自身のニーズや状況に合わせて、最適な方法を選択することをお勧めします。
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