和装の結婚式におすすめのボールブーケとは?手作りする方法を解説

投稿日:2023年12月28日 更新日:

和装の結婚式にはボールブーケがよく使われています。和の雰囲気に合い、華やかさを演出できるアイテムです。

しかし、和装にふさわしいボールブーケは、どんなものを選んだらいいのか気になる方も多いのではないでしょうか。

今回は、和装でのボールブーケについて以下の内容を解説します。

  • 和装に合うボールブーケとは
  • デザインの選び方
  • 作り方
  • 金額を抑えるコツ
  • ボールブーケに関するよくある疑問

和装の結婚式でボールブーケに興味のある人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

和装に合わせるならボールブーケがおすすめ

ブーケというと、洋風のイメージを持っている方も多いでしょう。しかし、結婚式のスタイルも多様化し、最近では和装でもブーケを取り入れるケースが多くなっています。

特に、和装に似合うデザインとして人気なのが「ボールブーケ」です。白無垢や色打掛といった和装をより一層華やかに見せてくれます。

和装で結婚式を挙げたい方には、ぜひ取り入れてほしいアイテムです。

和装にも似合うボールブーケの基礎知識

まずは、ボールブーケについての基本を見てみましょう。

  • ボールブーケとは丸いブーケのこと
  • 生花よりも造花がおすすめ

2つの項目に分けて解説します。

ボールブーケとは丸いブーケのこと

ボールブーケとは、丸くてボールのような形をしたブーケのことです。

一般的なブーケのように花束を手で持つのではなく、紐やリボンを持ち手としてぶら下げるように持ち運びます。そのため、持ち手に手を通せば両手が空くのも魅力のひとつです。

また、ブーケを丸くすることで可愛らしい印象になり、和装の雰囲気をやわらかく見せてくれます。

生花よりも造花がおすすめ

ボールブーケには、生花よりも造花がおすすめです。

生花を利用すると、ボールブーケが重くなってしまったり、衣装を汚す原因になったりするのが難点です。

しかし、造花を使えば軽いボールブーケに仕上がるため、持っていても負担になりにくいでしょう。時間とともに劣化することもないため、記念品として残すことも可能です。

また、ボールブーケが当たっても衣装が汚れないため、安心して持ち歩けます。

造花と生花のメリット・デメリットについては、関連記事「和装にブーケは必要?適した花や造花・生花のメリット・デメリットを紹介」にて解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

和装に合うボールブーケの選び方

ここでは、和装に合うボールブーケのデザインについて解説します。

  • 白無垢には緑色を取り入れる
  • 色打掛は柄の色味に合わせるのがおすすめ
  • 古風な着物にはつまみ細工がおすすめ

詳しく見てみましょう。

白無垢には緑色を取り入れる

白無垢を着る際は、緑色を取り入れたボールブーケがおすすめです。

白無垢の白色にボールブーケの緑色が加わることで、柔らかくてナチュラルな印象になります。

全体を緑色にするのではなく、白色の花と組み合わせるのも魅力的。例えば、白いカスミソウを使うと、洋風な雰囲気もありおしゃれなボールブーケに仕上がります。

優しい雰囲気を漂わせるボールブーケは、白無垢に自然と馴染むでしょう。

色打掛は柄の色味に合わせる

色打掛を着る場合は、柄の色味に合わせたボールブーケを選びましょう。

例えば、オレンジやピンク、黄色などの鮮やかな色打掛を身に付ける際は、オレンジや黄色などでまとめます。

「派手すぎるのでは?」と思うかもしれませんが、柄の色味に合わせているため違和感なく馴染むでしょう。

人気のパステルカラーの色打掛を着る際は、ボールブーケに使う花もパステルカラーの淡い色合いがおすすめです。

古風な着物にはつまみ細工

古風な柄の着物を着用する際は、つまみ細工でできたボールブーケがおすすめです。

つまみ細工とは、薄絹の生地を小さく折り畳んで組み合わせることで、模様を作る伝統工芸のことです。

つまみ細工は花のようなデザインになっており、ボールブーケに使うと古風な着物によく似合います。

色やデザインがさまざま用意されているため、着物に合わせたデザインを選べるでしょう。

和装の結婚式で使うボールブーケの作り方5ステップ【100均の材料で作れる】

ボールブーケは手作りできます。ここでは、造花を使用したボールブーケを作る方法を紹介します。

  1. 必要な道具や材料を揃える
  2. 造花の長さを整える
  3. 持ち手部分を作る
  4. 飾りつけを施す
  5. 土台に造花を挿す

ボールブーケは、必要な材料を揃えたら比較的簡単に作成できるので、ぜひ手作りに挑戦してみてください。

1.必要な道具や材料を揃える

まずは、必要な道具や材料を揃えましょう。

必要なアイテムは、以下のとおりです。

  • 球状になった発泡スチロール
  • 造花
  • 紐やリボン
  • 好みの飾り
  • ワイヤー
  • ハサミ、またはペンチ
  • ボンド、またはグルーガン
  • キリ、または竹串

発泡スチロールは、ボールブーケの土台部分として活用します。大きさは、自分が結婚式で持ちたいボールブーケの大きさを参考にするといいでしょう。

また、造花を選ぶ際は、底が平らで上に丸い形をした花を選ぶのがポイントです。土台に合わせやすく、きれいな形のボールブーケに仕上がります。

2.造花の長さを整える

必要なアイテムの準備ができたら、造花の長さを整えましょう。

大きめの花は深く、小さめの花は浅く挿すことが、見た目のいいボールブーケを作るコツです。

そのため、あまりにも短く茎を切ってしまうと後で微調整ができないため、花の根元から2~3cmほどの長さを目安に切るのがおすすめです。

もし短く切りすぎた場合は、茎の部分にワイヤーを巻いて調節しましょう。

3.持ち手部分を作る

造花の準備ができたら、紐やリボンを使って持ち手部分を作っていきましょう。

紐やリボンを持ちやすい長さで輪にして結びます。その後、ワイヤーを土台となる発泡スチロールの2倍の長さに切り、U字に曲げて持ち手に巻き付けます。

持ち手とワイヤーが結べたら、ワイヤー同士の間隔が1〜1.5㎝ほどになるように土台に挿しましょう。

ワイヤーが挿しにくい場合は、竹串やキリで穴を空けておくとスムーズです。

4.飾りつけを施す

ボールブーケの下にタッセルを垂らしたい場合は、先に飾りつけを施しましょう。

持ち手を取り付けたときと同様に、ワイヤーを結びつけて持ち手の反対側に挿します。

うまく挿せたら、持ち手と飾りつけの穴をボンドやグルーガンで補強しておくのがポイントです。

ちなみに、結び目やワイヤーを巻き付けた箇所は、土台に密着するように固定するのが仕上がりを良くするコツです。

造花を挿せば、結び目やワイヤーを巻き付けたところは隠れて見えなくなります。

5.土台に造花を挿す

土台が完成したら、造花を挿していきましょう。

造花を挿す際は、あらかじめ全体のバランスを見ながら花の位置を決めておくのがおすすめです。

造花の茎が土台に挿しにくい場合は、発泡スチロールの土台に竹串やキリで穴を空けておきます。

造花を挿すときは大きな花を先に深く挿し、その間を小さな花で埋めていくとバランスよく仕上がるでしょう。

和装ボールブーケを安い金額に抑える3つの方法

和装のボールブーケは素敵ですが、なるべくコストは抑えたいと考えている方もいるでしょう。そこで、ここではボールブーケを安い金額に抑えるコツを3つ紹介します。

  1. 100均で材料を揃える
  2. 手作りキットを使う
  3. レンタルする

詳しく紹介します。

1.100均で材料を揃える

ボールブーケの材料は、100均でも揃えられます。
手作りする場合は必要な材料が多いので、できる限り100円均で揃えておくと費用を抑えることが可能です。

安っぽくならないように仕上げたいなら、飾りの花やつまみ細工、タッセルなどにお金をかけて、見えない部分だけ100均のものを活用してみてください。

2.手作りキットを使う

手作りキットを購入すれば、材料を1から揃えるよりも費用を抑えられます。すべての材料を自分で揃える場合、足りなくなることを見込んで多めに購入することがほとんどでしょう。

しかし、手作りキットならボールブーケを作るのに必要な材料が過不足なく揃っています。また、組み合わせるだけで簡単に美しい仕上がりになるのもポイントです。

材料を1から揃えるのが大変な方や、手作りに自信が無い方はキットを使うのがおすすめです。

3.レンタルする

ボールブーケをレンタルするのも、費用を抑える方法のひとつ。前撮りスタジオやレンタル衣装屋などで、ボールブーケの取り扱いがあるか確認してみるといいでしょう。

場合によっては、いくつかのデザインを取り揃えていることもあります。

気に入るデザインかどうか確認し、理想のブーケの取り扱いがない場合は他でレンタルすることも検討しましょう。

和装のボールブーケに関するよくある疑問

和装でボールブーケを持ちたいと考えている方に、よくある疑問を3つ紹介します。

  1. ボールブーケの持ち方は?
  2. ボールブーケの相場はどれくらい?
  3. ボールーケを作る時のサイズの目安は?

気になる疑問がある方は、ぜひチェックしてみてください。

1.ボールブーケの持ち方は?

持ち手がついているボールブーケは、左腕にかけて持つのが一般的。体にくっつけすぎずに持ったほうが、ボールブーケがきれいに見えます。

特に、写真撮影のときは意識するといいでしょう。持ち手を握るような持ち方はブーケが壊れやすいので、避けたほうが無難です。

2.ボールブーケの相場はどれくらい?

ボールブーケを購入する場合、どこで購入するかにもよりますが1~3万円ほどが相場です。結婚式と前撮りに使うとしても、決して安い買い物とはいえません。

個人が趣味で作って販売しているようなボールブーケであれば、費用を抑えられるでしょう。また、自作したりレンタルを利用したりするのも選択肢のひとつです。

3.ボールーケを作る時のサイズの目安は?

ボールブーケを自作する場合、発泡スチロール球のサイズに悩むところです。

自分が作りたいサイズを選んで構いませんが、花を取り付けると意外に大きくなる点に注意が必要です。

10cmほどの小さい球でも、飾りをつければしっかり存在感が出ます。また、球が小さいほうが造花の数も減らせるので、コストダウンにもつながります。

和装の結婚式にボールブーケを取り入れよう

和装の結婚式には、ボールブーケがおすすめです。衣装のデザインに合わせて選ぶと華やかさがアップします。

ボールブーケは自作もできるので、世界にひとつだけのブーケを持ちたい方は検討してみるといいでしょう。

費用を抑えたいなら、レンタルを利用するのも選択肢のひとつ。お気に入りの和装とボールブーケを選んで、最高の思い出に残る結婚式にしましょう。

 

なお、和婚スタイルでは、48,800円から神社結婚式や神前式を行えます。

ボールブーケに関する疑問や悩みがある方も、神社挙式のプロが解決してくれるでしょう。

無料相談会も実施しているため、和婚に興味のある方は一度参加してみるのはいかがでしょうか。

 

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