今話題を集めるSDGs結婚式ですが、どのような取り組みを行うべきか分からない方も多いかもしれませんね。
今回は、SDGs結婚式の概要や取り組みをご紹介します。
会場を選ぶポイントもご紹介するため、SDGs結婚式を検討する方は参考にしてください。
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今注目を集めるSDGs結婚式とは
SDGs結婚式とは、SDGsに貢献できる環境に配慮した挙式内容にすることです。
SDGsとは、「Sustainable Development Goals」の略語で、全世界で問題視されている環境などの問題を改善すべく国連が掲げた目標を指します。
国連では、2030年までに達成すべき目標として17項目が採択されました
このような流れを受けて環境への意識が高まり、SDGsに貢献できるような結婚式にできないか……と考える新郎新婦が増えています。
SDGs結婚式で行える6つの取り組み
環境に配慮した結婚式を挙げたいと考えるものの、実際にどのような取り組みを行えるのか分からない新郎新婦が多いかもしれませんね。
日本では結婚式に着用する衣装をレンタルするのが一般的ですが、ドレスや和装を購入して捨てないといった観点からは環境に配慮した取り組みといえるでしょう。
ただ、衣装をレンタルする以外にも新郎新婦が行える取り組みはいくつかあります。
- ビュッフェではなくコースを選ぶ
- ペーパーアイテムを控える
- できる限り地元の食材を使う
- 引き出物も環境に配慮する
- セカンドハンドを検討する
- 装花の選び方を工夫する
SDGs結婚式を検討する方は、ここでご紹介する取り組みを参考にしてくださいね。
1.ビュッフェではくコースを選ぶ
日本でも最近認識され始めたフードロス(食品破棄)ですが、世界ではなんと年間で約13億トンの食べ物が破棄されているといわれています。
フードロスの増加が自然に影響を与えているのは、食品の焼却処理で大量のCO2が排出されるからです。
フードロスを少しでも削減するために、SDGs結婚式ではビュッフェよりコース料理を選ぶのがおすすめです。
ビュッフェ料理は一人当たりが食べる量を把握するのが難しいですが、コース料理では参列者に合わせてある程度、量の増減に対応できます。
ただ、すべての会場やホテルで料理の増減に対応してくれるわけではありません。
SDGs結婚式を挙げたいなら、会場やホテルに事前に確認しておくのがいいでしょう。
参考:食品ロスの現状を知る
2.ペーパーアイテムを控える
SDGs結婚式を挙げたいなら、ペーパーレス化の取り組みを行うのも有効な方法です。
ペーパーレス化の推進を通して、森林破壊の抑制や地球温暖化の回避が期待できます。
招待状をメールで送ったり、引き出物をエコバッグに入れたりするのもいいですね。
これだけでペーパーアイテムの使用頻度を減らせるので、SDGsに大きく貢献できます。
ただ参列者のなかには、節約していると誤解を与える要因になるかもしれません。
参列者には、SDGsに配慮した結婚式であることを招待状などで伝えておきましょう。
3.できる限り地元の食材を使う
料理に使用する食材にも配慮することで、SDGsに対応した結婚式を挙げられます。
例えば、SDGs結婚式では地元で採れた食材を使用してみるのはいかがでしょうか。
地元で採れた食材を使用すれば交通機関の移動が最小限になるので、二酸化炭素の排出量を抑えられるでしょう。
また、生産者の活性化も図れるので、結婚式を挙げる地域の方々にも喜ばれます。
結婚式で提供される料理を楽しみにする参列者も多いので、SDGs結婚式では地元料理でもてなすのもいいですね。
4.引き出物も環境に配慮する
参列者を招く場合は、引き出物の用意が必要です。
近年は、引き出物に参列者が自由に選べるカタログギフトを選ぶ新郎新婦も多くいます。
参列者自身もたくさんある商品の中から自分の好きなものを探せるので、アイテム選びを楽しめるのもカタログギフトの魅力です。
ただ、魅力が多いカタログギフトですが、参列者へ配送するための交通機関の移動で二酸化炭素の排出量が増えるので地球温暖化や大気汚染に繋がります。
SDGs結婚式では、参列者に直接引き出物を渡せるようにするのもいいですね。
5.セカンドハンドを検討する
新郎新婦が結婚式の準備で楽しみなのは、挙式当日に着用する衣装や小物選びですよね。
衣装や小物は購入やレンタルなどの選択肢がありますが、環境に配慮したいならセカンドハンドを活用するのはいかがでしょうか。
セカンドハンドとは、今は使用していない衣装を譲ってもらうことです。
これまであまり馴染みはありませんでしたが、近年はSNSで「#お譲り」「#お譲りします」といったハッシュタグもよく使われています。
クローゼットの奥にある衣装が無駄にならないので、SDGsに貢献できる取り組みです。
6.装花の選び方を工夫する
挙式会場をコーディネートする際に欠かせない、花の選び方を工夫するのもひとつの方法です。
例えば、持ち帰りやすい鉢植えやドライフラワーにしやすい花材を選ぶのもいいでしょう。
結婚式の会場に飾る花は、多ければ多いほど挙式後の扱いに困ることが多いようです。
花を捨てるとなると、焼却処理でCO2を多く排出させて地球温暖化の原因になります。
挙式後に鉢植えや花材を参列者に持ち帰ってもらえば、花を無駄にしないだけでなく参列者にも喜ばれるでしょう。
結婚式会場を選ぶポイントはある?
招待状のペーパーレス化やセカンドハンドの利用であれば、新郎新婦が自由に決められます。
ただ料理に使用する食材や提供方法、会場に飾る花は挙式会場の協力が欠かせません。
すべての挙式会場がSDGsに対応しているわけではないので、事前に確認しておくことが大切です。
また、SDGsに取り組む挙式会場もあるので、それらを利用するのもいいですね。
SDGsを意識して環境にやさしい結婚式を挙げよう!
この記事では、SDGs結婚式の概要や取り組みついて紹介してきました。
ポイントは、以下のとおりです。
- SDGs結婚式とは、SDGsに貢献できる環境に配慮した挙式のこと
- 料理の食材や提供方法、会場に飾る花に配慮することでSDGs結婚式ができる
- すべての結婚会場でSDGsに対応しているわけではない
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