フォトウェディングとは?メリット・デメリットや費用相場、後悔しないための注意点を解説

投稿日:2023年8月29日 更新日:

今注目を集めるフォトウェディングですが、どのような魅力があるのか知りたい方も多いですよね。

今回は、フォトウェディングの概要や魅力・デメリットについてご紹介します。

費用相場や注意点もご紹介するため、フォトウェディングを検討する方は参考にしてください。

 

 

フォトウェディングとは結婚式の代わりに写真撮影を行うこと

フォトウェディングとは、挙式の代わりに写真撮影を行うことです。

写真撮影だけ行うフォトウェディングは、結婚式を挙げる予算がなかったり、結婚してから時間が経っているけれど思い出を残したいと考えたりするカップルに選ばれる新しい結婚式の形です。

参列者を招待したり親族だけ招いたり、撮影後に会食を設けたりするなど、プランによってさまざまな内容のフォトウェディングがあるのが特徴です。新郎新婦は好きな衣装を着て、好きな場所で思い出となる写真を撮影します。

フォトウェディングと似たようなものに「前撮り」「後撮り」「ウェディングフォト」がありますが、これらは結婚式を挙げることを前提に行われる写真撮影のことをいいます。

フォトウェディングとは?5つのメリット

フォトウェディングは、挙式や披露宴は行わないものの「結婚の記念になる写真を残したい…」と考えるカップルに選ばれます。

ただ、実際にフォトウェディングにどのような魅力があるのか分からない方もいるかもしれませんね。

写真撮影だけ行うフォトウェディングの魅力には、次のようなものがあります。

  • 準備の手間を省ける
  • 日取りを自由に決められる
  • 好きな衣装を選べる
  • さまざまなロケーションで写真を撮れる
  • 結婚費用を抑えられる

それぞれの項目を確認していきましょう。

1.準備の手間を省ける

写真撮影だけ行うフォトウェディングは、結婚準備にかかる手間を省ける魅力があります。

結婚式を挙げる場合、細かい内容を新郎新婦が決めなければいけません。たとえば、

  • 挙式や披露宴の会場
  • 演出
  • 引き出物
  • 料理
  • 招待する参列者や席順
  • BGM など

一方、フォトウェディングは衣装と撮影場所、撮影日を決めればすぐに行えます。

結婚式を挙げるより準備にかかる手間を省けるうえに、思い出の写真を残せるのはうれしいですね。

2.日取りを自由に決められる

結婚式を挙げる場合、新郎新婦だけでなく参列者の予定を考えて日取りを決めなければいけません。特に、年配の参列者が多い結婚式では、お日柄にも配慮が必要なこともあるでしょう。

お互いの両親や親族、友人などの都合に合わせようとするとなかなか日取りが決まらないのはよくあることです。

一方、新郎新婦だけのフォトウェディングの場合は、二人の好きなときに写真撮影を行えます。参列者の都合に配慮して日取りを決めなくてもいいので、気軽にフォトウェディングを行えるのが魅力です。

3.好きな衣装を選べる

結婚式を挙げる場合、本心では多くの衣装を着用したいと思っても参列者を待たせないようにお色直しの回数に配慮する新郎新婦も多いです。

しかし、フォトウェディングであれば、参列者を待たせることへの気遣いは要りません。着用する衣装が増えると基本料金に費用が追加されることもありますが、和装や洋装を問わず新郎新婦が着たい衣装を気兼ねなく選べます。

なかには、私服や仮装で撮影できる式場もあるので、バリエーション豊かな結婚写真を残せるのも魅力です。さまざまな衣装を揃える式場も多く、バリエーション豊かなスタイルを楽しめるのもうれしいポイントですね。

4.さまざまなロケーションで写真を撮れる

フォトウェディングは、自分たちの好きな場所で撮影できるのも魅力の1つです。観光名所や2人の思い出の場所など、自由に選べます。あるいは、まったくゆかりのない場所を選んで、新たな思い出の地を作るのもいいでしょう。

挙式や披露宴で残せる写真は、ロケーションが限られています。写真で多くの思い出を残したいなら、フォトウェディングがおすすめです。

5.結婚費用を抑えられる

挙式や披露宴を行う場合、多額の費用がかかるので結婚式を諦める新郎新婦もいます。

一方、フォトウェディングは結婚式を挙げるより費用を抑えられるので、コストを抑えて結婚の思い出を残したい新郎新婦におすすめです。フォトウェディングに費用がかからない分、新生活やハネムーンにお金を回すこともできるでしょう。

ただし、屋内で撮影する「スタジオ」と屋外で撮影する「ロケーション」では費用が異なります。一般的に、ロケーションのほうが費用はかかる傾向にあるので、撮影場所を選ぶ際はご注意ください。

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フォトウェディングのみをおこなう3つのデメリット

フォトウェディングには多くの魅力がありますが、デメリットに感じる部分もあります。ここでは、3つのデメリットを解説します。

  • お祝いされている感じを味わいにくい
  • 外での撮影は天候に左右される
  • 両親に反対される可能性がある

1つずつ見てみましょう。

1.お祝いされている感じを味わいにくい

フォトウェディングは、新郎新婦の2人きりか、親御様ご友人などのゲスト数人で行うのが一般的です。そのため、「たくさんの人からお祝いをしてもらいたい!」と考えている方にはあまり向いていません。

結婚式のようにたくさんのゲストを招待できないため、お祝いされている感が薄くなってしまいます。人によっては「結婚した」という実感が湧きづらい、フォトウェディングのみを選択するデメリットといえます。

2.外での撮影は天候に左右される

ロケーション撮影を予定している場合、天候によっては希望どおりにできないケースがあります。たとえばビーチで撮影を予定している場合、大雨や台風などの場合は危険が伴う可能性が高まります。

それほどひどい天候でなくても「青い空に白い砂浜がいい」と考えているなら、晴れの日以外の撮影では希望が叶いません。

そのまま続行するパターンや延期、スタジオフォトへの変更などいろいろな方法がありますが、当初の予定とは変わってしまう点には注意が必要です。

3.両親に反対される可能性がある

フォトウェディングのみをおこなうカップルは増えています。しかし、年配の方にとってはなかなか馴染みがないもの。「親族や友人を招いて、皆の前で結婚式を挙げてほしい」と、両親に反対される可能性もあります。

フォトウェディングのメリットをしっかり伝えて納得してもらうのか、ご両親の意向をくんで挙式するのかは新郎新婦の考え方次第です。

フォトウェディングの費用相場

一般的な結婚式より費用を抑えられるフォトウェディングですが、実際にどれくらいの費用がかかるのか気になる新郎新婦も多いでしょう。

まず押さえておきたいのは、フォトウェディングは屋内での「スタジオ撮影」と、屋外での「ロケーション撮影」で必要な費用が変わることです。

また、撮影場所以外に衣装や撮影、ヘアメイク、写真データなどの費用もかかります。これらの費用は基本的にベーシックプランに含まれていますが、含まれていない場合はオプションで追加しなければいけません。

ここでは、シチュエーション別の費用相場を紹介します。

スタジオ撮影の場合|数万円~20万円程度

費用をなるべく抑えたいなら、屋内で写真撮影をするスタジオ撮影がおすすめです。スタジオ撮影の費用相場は衣装やカット数によって変動しますが、数万円~20万円程度になるケースが多いです。

スタジオ撮影は、撮影場所まで移動する必要がないので交通費を抑えられます。また、室内で写真撮影するため天候に左右されることもありません。

雨の日にスケジュールを変更するといったリスクもないので、安心して撮影に挑めます。

ロケーション撮影の場合|15万円~20万円程度

予算に余裕があるなら、屋外で撮影するロケーション撮影はいかがでしょうか。ロケーション撮影の費用相場は、15万円~20万円程度です。撮影したい場所により、交通費に幅がでてくるでしょう。

ロケーション撮影は、海や山、プロポーズを受けた場所など好きな場所で写真撮影できます。また、桜が満開になる春や紅葉で真っ赤に染まる秋など、撮影場所によって写真に季節感を演出できるのも魅力の1つ。写真撮影で遠出するなら、旅行を兼ねてフォトウェディングを挙げるのもおすすめです。

ただし、場所によっては雨が降ると撮影が中止になることがあるため、日取りを決めるときは十分に注意しなければいけません。

挙式+フォトウェディングの場合|30~40万円程度

「挙式もしたいけれど、フォトウェディングもしたい」という場合、30~40万円程度の費用がかかります。パック料金を設定しているところも多いため、フォトウェディングのみに比べて大幅に費用が上がるというわけではありません。

しかし、オプションをたくさんつけると費用が上がる可能性が高まります。場合によっては平日に割引料金で利用できたり、オプション料金を設定していたりすることがあるため、選び方により金額を抑えることも可能です。

どの費用を抑えられるかについてはプランによって異なるため、金額がネックで挙式を諦めていた方は一度内容をチェックしてみるのがおすすめです。

フォトウェディングのみで後悔しないための6つの注意点

結婚式の代わりにフォトウェディングを挙げるメリットは多くあります。しかし、いくつか注意したいポイントがあるのも事実です。

フォトウェディングで主に注意したいポイントには、次のようなものがあります。

  • プラン内容は事前に確認する
  • ロケーション撮影は天気に注意する
  • 写真の仕上がりイメージを撮影担当者と共有する
  • フォトウェディングで挙式することをお互いの両親に伝えておく
  • プランは価格ではなく内容で決める
  • 結婚式と両方できる「挙式ありプラン」も検討する

それぞれのポイントを確認していきましょう。

プラン内容は事前に確認する

フォトウェディングを挙げるとき、事前にプラン内容をしっかり確認しておきましょう。

フォトウェディングのプランには、一般的に以下の内容が含まれることが多いです。

  • 衣装レンタル
  • 小物レンタル
  • ヘアメイク
  • 撮影

ただし、プラン内容は依頼先によって異なるのでオプションで別途費用がかかることもあります。また、フォトウェディングで衣装を持ち込みする場合は、別途で費用がかかることもあるので注意してくださいね。

ロケーション撮影は天気に注意する

思い出の場所や季節感のある写真を撮影できるロケーション撮影ですが、スケジュールを決めるときは天候に注意して決めることが大切です。

フォトウェディングの撮影場所によっては、雨が降ると撮影が困難になることもあります。当日に雨が降り、撮影自体を延期にする際には日程の組み直しを行わなければいけません。

日程の組み直しにより、さらに費用がかかることもあるので天候に注意して日程を決める必要があります。

もちろん、雨や曇りでも趣のある写真が撮れることもあるので、写真のイメージに応じて続行するか延期にするか事前に対応を考えておくと安心です。

写真の仕上がりイメージを撮影担当者と共有する

新郎新婦が納得できる写真を残すためにも、カメラマンやヘアメイクの担当者と仕上がりのイメージをしっかり共有しておくことが大切です。カメラマンやヘアメイクの担当者に口頭で伝えるのが難しいときは、イメージの仕上がりと近い写真を見せるのもおすすめです。

フォトウェディング当日、新郎新婦は着替えやメイクで時間に余裕がないことも多いもの。このような状況のなか、カメラマンやヘアメイクに随時希望を出すと時間がかかってしまいます。

特に、ロケーション撮影では時間に限りがあるので、事前にイメージを共有しておくとスムーズに撮影を進められます。

どんな写真を撮るか迷う方は、別記事「和装前撮りポーズをご紹介!撮影場所や注意したいポイントについて」をぜひ参考にしてみてください。

フォトウェディングで挙式することをお互いの両親に伝えておく

結婚式は新郎新婦が主役なので、どのような挙式を挙げるかはふたりで決めて問題ありません。しかし、なかには、結婚式で子どもの晴れ姿を見たいと考える両親もいるはずです。

フォトウェディングを挙げたことを事後報告すると、両親と揉める原因になるかもしれません。なぜフォトウェディングをしたいのか、ふたりの気持ちを両親にしっかり伝えることで了承を得やすいでしょう。

挙式が原因でもめないように、お互いの親にはフォトウェディングをおこなうことを伝えておくとスムーズです。

プランは価格ではなく内容で決める

「挙式の費用を抑えたい」という理由でフォトウェディングを選ぶカップルもいるでしょう。しかし、価格の安さだけでプランを選ぶのはおすすめできません。

2人にとって節目となるフォトウェディングは、満足のいくプランを選ぶべきです。

金額を優先して、内容を妥協すると「もっといろいろな衣装を着たかった」「写真の枚数を増やしたかった」と後悔することもあります。もちろん、フォトウェディングのやり直しは可能ですが、金額が余計にかかってしまう上に、その時の新鮮な気持ちを再現するのはなかなか難しいでしょう。

プランと料金をしっかり見た上で、納得してからフォトウェディングに望むことをおすすめします。

結婚式と両方できる「挙式ありプラン」も検討する

「挙式もしたい」「両親が挙式を希望している」という方は、挙式ありのプランも検討してみてください。フォトウェディングとセットのプランなら、費用を抑えられる可能性があります。

費用を抑えたいなら、オプションをできるだけなくしてシンプルなプランを選ぶといいでしょう。キャンペーンなども利用すれば、もっとお得な金額で挙式できるケースもあります。

「お金をかけられないから」と諦めず、一生に一度の結婚式は満足のいくプランを選ぶことが大切です。

フォトウェディングなら和婚スタイルがおすすめ

フォトウェディングを挙げたいと考えるものの、どこに依頼すればいいか分からない新郎新婦もいるのではないでしょうか。リーズナブルな価格帯のサービスを提供する「和婚スタイル」では、フォトウェディングプランをご用意しています。

ここでは、和婚スタイルが提供するフォトウェディングプランの概要をまとめました。撮影当日のスケジュールもご紹介するので、全体の流れを把握したい方は参考にしてください。

「神社・仏閣フォトウェディングプラン」の概要

和婚スタイルが提供する「神社・仏閣フォトウェディングプラン」では、神社で本格的なフォトウェディングが実現できるのが魅力です。

プランには、次のようなものが含まれます。

  • 新郎の衣装(紋付袴)
  • 新婦の衣装(白無垢または色打掛)
  • ヘアアクセサリー
  • 着付け
  • ヘアメイク
  • 小物一式
  • 美容アテンド

また、写真撮影のカット数は約60枚で、全データを挙式後に受け取れます。これだけのサービスを含んだプランの費用は、110,000円~です。

別途、神社への初穂料が必要になるので事前に確認しておくと安心です。

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撮影当日のスケジュール

1日の流れを知っておくと、スムーズに撮影を進められます。

撮影当日のスケジュールは、以下のとおりです。

時間 内容
9:00 新郎新婦が店舗に来店
9:10 メイクルームで着付け・ヘアメイク
11:00 新郎新婦が神社へ移動
11:15 撮影開始(衣装1着の撮影時間は1時間程度)
12:30 新郎新婦が店舗に戻り、着替える

すべてが終わるまで、だいたい3時間半~4時間を見ておくといいでしょう。

フォトウェディングでふたりの思い出を残そう!

フォトウェディングのポイントは、以下のとおりです。

  • フォトウェディングは、結婚式を挙げる代わりに写真撮影を行うこと
  • 好きな衣装や撮影場所で思い出に残る写真を撮れる
  • フォトウェディングは、一般的な結婚式を挙げるより費用を抑えられる

和婚スタイルでは、一般的な挙式プランに加えて神社・仏閣フォトウェディングも提供しています。フォトウェディングプランの費用は110,000円〜で、費用を抑えて写真撮影できるのが魅力です。

また、和婚スタイルでは無料相談会も実施しています。和装で写真を撮れる神社フォトウェディングに興味がある方は、一度参加してみてはいかがでしょうか。

 

 

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