結婚式の披露宴会場の入り口に飾るウェルカムボード。和装の場合は、どんなボードのデザインにしたらいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
多くのゲストが見るウェルカムボードは、できるだけこだわりたいですよね。手作りで自分たちの好みのものを作るのもおすすめです。
今回は、和装で挙式をする方向けに和風のウェルカムボードのおすすめデザインや手作りの方法などを紹介します。素敵なウェルカムボードで披露宴を盛り上げたい方は、ぜひご覧ください。
ウェルカムボードは、結婚式の披露宴会場の入り口に飾るもの。幸せな結婚を迎えるおふたりのオリジナリティを出せるアイテムです。
結婚式に欠かせないウェルカムボードは、手作りしたいと考える方も多くいます。手作りなら、自分の希望を100%反映させられるので、より満足度の高い結婚式になるでしょう。
ウェルカムボードのデザインに決まりはありませんが、和婚には和風の雰囲気を取り入れるのがおすすめです。具体的なデザインのアイデアや作り方は、次に詳しく紹介します。
和装で結婚式を行う場合には、ウェルカムボードにも和の要素を取り入れて統一感を出すのがおすすめです。和風デザインは、シックなものから可愛らしいものまで幅広いので、お気に入りのデザインを探してみるといいでしょう。
神聖な神社で挙式をする際にも、雰囲気にマッチした和風のウェルカムボードがあればゲストも楽しめるはずです。
ウェルカムボードを和風デザインに仕上げるのは意外と難しくありません。手作りするなら、お気に入りの和のモチーフや素材を準備しましょう。
先輩夫婦がDIYした作品がインターネットやSNSで見つかるので、参考になるはずです。
和風ウェルカムボードは「和の要素を取り入れる」というポイントさえ押さえれば、他のデザインと作り方は同じです。
むしろ和風という方向性が決まっていれば、折り鶴や水引など手に入れやすい素材も多いため、手作りしやすいといえます。
では実際に和風ウェルカムボードを作る際に知っておきたい、和の要素の取り入れ方7つを紹介します。
それぞれのポイントを詳しく見てみましょう。
手軽にウェルカムボードを和風に仕上げるためには、和のデザインやモチーフを利用するとよいでしょう。
おすすめは、縁起の良いモチーフを取り入れることです。
結婚式に相応しいおもなモチーフと、込められている意味を紹介します。
・折り鶴:幸福祈願、平和のシンボル
・椿:控えめな素晴らしさ、気取らない優美さ
・丸菊:高貴、高尚
・桜:さくら咲く、めでたい
・飾り紐:結びつき、願いが叶うなど
・だるま:七転び八起きの縁起物
・和傘:降り注ぐ困難から守ってくれる
・水引:両家が合わさる、喜びを重ねる
日本には文様をパターン化して並べた「和柄」があります。たとえば結婚式に相応しい「七宝柄」を背景にしたウェルカムボードなども素敵ですね。
フレーム部分を和のテイストに飾るのも1つのアイデアです。
和装で前撮りを行った場合は、出来上がった写真をウェルカムボードにアレンジするのがおすすめです。フォトタイプのウェルカムボードなら、シンプルながらも多くのゲストに注目してもらえます。
和装で撮った写真をウェルカムボードにすれば、それだけで和の雰囲気を感じられるアイテムが完成します。ウェルカムボードに写真を使うためには、計画的に和装前撮りを行うといいでしょう。
写真をメインにしたウェルカムボード作成の手順は次のとおりです。
時間に余裕がないカップルには、とびっきり素敵な写真を撮ってウェルカムボードを仕上げてみてください。
文字入れの手間を省きたい時には、写真撮影の際にガーランドやボードを持って撮影するといいでしょう。
ご祝儀袋の表面に使われている水引は、人と人の結びつきという縁起の良い意味が込められています。
ウェルカムボードをグッと和風に仕上げるためには、水引を飾るのもおすすめです。
ポイントとして中央に配置するデザインや、いくつかの水引をフレームにあしらうタイプもみられます。
頂いた結婚祝いのご祝儀袋についていた水引を利用してもよいでしょう。素敵なご祝儀袋は、中身のお祝いを取り出した後捨てられてしまうのが一般的ですが、ウェルカムボードに飾れば長く楽しめます。
和紙を使った和風ウェルカムボードも、和の雰囲気を出しやすいでしょう。和紙は、繊細な色彩が特徴の日本らしさを楽しめる素材です。
何種類かの和紙を組み合わせて配置するだけで、温かみのあるデザインに仕上がります。
中央部分には、おふたりのお名前や挙式日を印刷・記入したカードを添えるのもおすすめ。もし和紙がなかなか見つからない場合は、100円ショップでも手に入るような千代紙でもいいでしょう。
幸福、平和の象徴として日本人に親しみのある折り鶴は、結婚式のウェルカムボードにもピッタリのアイテムです。折り鶴ウェルカムボードの良さは、準備段階から思いを込めて制作できる点です。
ウェルカムボードに折り鶴をあしらう場合は、アクセントとして散りばめたり、複数の鶴を円やハートの形に並べたりします。
夫婦や友達と協力して準備できるのも楽しめるポイント。和柄の折り紙を使うと、より和のテイストを強調できておすすめです。
和のアイテムやモチーフを使わなくても、木や竹などの素材を上手く活用するだけで和の雰囲気を演出できます。たとえば竹の場合、ウェルカムボードの素材として使ったり、ボードの近くに添えたりといった使い方があります。
その他に、和の花のドライフラワーをあしらうのもいいでしょう。
自然の素材を取り込んださまざまなウェルカムボードがあるので、SNSやインターネットでどんなデザインがあるのか見てみるのがおすすめです。
モチーフを使わなくても和の心が伝わるのは、和の素材ならではのメリットです。
引用:乃木神社
「よりそひ守」は、生涯をそいとげられたご夫婦の神様が祀られている乃木神社で販売されています。2つのお守は、それぞれ新郎の紋服と新婦の白無垢がデザインされている、結婚式にぴったりのアイテムです。
ウェルカムボードの中央に配置すれば、抜群の存在感で見る人を惹きつける仕上がりになるでしょう。
よりそひ守には「夫婦2人が末永くよりそって生きていけますように」との願いが込められています。
他にも、ふたりの幸運を願う夫婦守にはさまざまな種類があるため、お気に入りの夫婦守を見つけてみてください。
次に、できるだけ他の人と被らない和風ウェルカムボードを作りたいという方のために、オリジナリティを出すポイントをご紹介します。
せっかくウェルカムボードを手作りするのであれば、少し手間を掛けてみるとさらに愛着が湧くはずです。
切り絵を使ったウェルカムボードは、最近人気になりつつある和を感じられるウェルカムボードです。
まずは切り絵に挑戦するデザインやモチーフを決定することから始めます。
切り絵を使ったウェルカムボードの作り方は、次のとおりです。
和風に仕上げるなら、毬や桜、和傘なども素敵ですね。
和風に仕上げたいけど、少し今風なデザインが好みな場合は胡蝶蘭をあしらうのがおすすめです。落ち着いた雰囲気を醸し出す胡蝶蘭は、和装で行う結婚式にもマッチします。
また、胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」と、結婚式にピッタリです。
ウェルカムボードに利用するなら、時間が経っても枯れたりしおれたりしない造花が適しています。造花であれば、雑貨店やオンラインショップなどで無理なく手に入れられるでしょう。
招待状の宛名書きと同様に、ウェルカムボードも自筆すれば気持ちのこもった仕上がりになります。
習字を普段からたしなんでいない方にとっては、ややハードルが高く感じられるかもしれません。
しかし、自筆のウェルカムボードは、必要な道具や材料が少ないメリットがあります。事前に練習して臨めば制作費用も軽減でき、夫婦のいい思い出にもなりますよ。
ウェルカムボードに、当日の衣装を模したペーパークラフトをデザインすれば世界で1つの作品になります。
初心者がすぐに完成させるのは難しいかもしれませんが、セミナーやイベントに参加して作り方を学ぶのも1つの手です。難易度は高めですが、準備から存分に結婚式を楽しみたいというカップルにおすすめです。
当日の衣装を着用した2人の似顔絵をウェルカムボードに描き入れれば、和の雰囲気を演出できます。世界でひとつだけのウェルカムボードができるのもおすすめポイントの1つ。
自分たちで似顔絵を描いてもいいですが、絵が得意な友人に頼んだり外注したりするのもいいでしょう。人に頼む場合は、余裕を持って早めに依頼しておくと安心です。
心を込めたウェルカムボードを作りたいとはいっても、結婚式の準備は忙しいもの。簡単に作る方法があれば知りたいですよね。
ここでは、ウェルカムボードを簡単に作る3つのポイントを紹介します。
1つずつ見てみましょう。
100均アイテムを使えば、手軽で材料費をかけずにウェルカムボードを作れます。以下のような材料が、100均で手に入ります。
・折り紙
・ちりめん紙
・ドライフラワー
・竹や木材
・水引
・和紙
・はぎれ布
・ステッカー
・つまみ細工
・カッティングシート
・グルーガン
・折り紙
・ちりめん紙
・ドライフラワー
・竹や木材
・水引
・和紙
・はぎれ布
・ステッカー
・つまみ細工
・カッティングシート
・グルーガン
100円ショップなら、すべての材料をそろえても数千円で済むでしょう。ぜひ素敵なアイテムを見つけてみてください。
自分で1からウェルカムボードを作るのに自信がない方は、テンプレートを利用するのもおすすめです。
インターネットには、無料で使えるテンプレートがいくつかあります。好みのデザインがあるかチェックしてみてください。
「枠だけ」「フォントだけ」のように、一部だけテンプレートを採用してもいいでしょう。
ウェルカムボードの手作りキットが販売されています。自分でデザインを考えるのはできないけれど、手作りして心のこもったウェルカムボードを作りたい方におすすめ。
手作りキットなら、材料を無駄にしてしまう心配もいりません。楽しんで結婚式の準備ができるでしょう。
和婚スタイルの結婚式には、和風ウェルカムボードがおすすめです。和の雰囲気を上手く取り入れるだけで、簡単に作れます。
前撮り写真やイラストを使って、世界にひとつだけのウェルカムボードに仕上げることも可能です。披露宴会場では多くの方が目にするので、ぜひ印象に残る素敵なボードを作成してみてください。
なお、和婚スタイルには、神社探しから当日のサポートまで神社挙式に必要なサポートが揃っています。
利用しやすい価格で、2019年度には1,300組の新郎新婦をサポートした実績もあります。気になるカップルは、ぜひ一度和婚スタイルの無料相談会へお越しください。