華やかな和装の婚礼衣装である色打掛は色や柄の種類が豊富。どうやって選べばいいのかわからない、迷ってしまうという方は、これからご紹介する5つのポイントを意識しながら衣装を選んでみてくださいね。
花嫁さんにとっては衣装だけでなく顔回りの印象を決める髪飾りも大切なもの。色打掛にはどのような髪飾りが似合うのかについても併せてご紹介していきます。
色打掛とはどんな衣装?
色打掛は和服の婚礼衣装の一つです。打掛は室町時代から女性の礼装とされ、次第に町人などにも普及しました。色打掛はピンクや白の色掛下の上に、赤や青など鮮やかな色の着物を羽織る華やかな衣装です。
着物には金や銀の糸で吉祥文様が描かれており、衣装をより豪華に見せてくれます。描かれる文様には結婚を祝ったりふたりの幸せを願ったりする意味が込めれています。
色打掛を選ぶときの5つのポイント
花嫁衣裳は結婚式の大きな楽しみの一つです。子どもの頃から華やかな衣装を着るのが憧れだったという花嫁さんも多いでしょう。
色打掛の花嫁衣裳は色や柄が豊富にあります。そんな中から花嫁衣裳を選ぶときには、これからご紹介する5つのポイントを意識してみてください。自分に一番似合う色打掛を見つけ出し、一生の思い出に残る素敵な花嫁姿を残しましょう。
ポイント1.いろいろ試着してみる
まずはいろいろ試着してみることが大切です。見ているときはあまりピンとこない衣装であっても、実際に羽織ってみるととても素敵だったということもあります。
「この色は普段着ない色だから」「あまり好きな柄ではないな」と選り好みにすることなくいろいろな色打掛を試着して、自分に似合うベストな1枚を見つけ出しましょう。
ポイント2.顔色が映えるものを選ぶ
洋服で似合う色と着物で似合う色は違うものです。普段洋服で着慣れている色でも、着物である色打掛を羽織ってみるといつもとイメージが違うということもあります。
そのため、色打掛を選ぶ際は実際に羽織ってみて、自身の顔色が映えるものを選ぶことが大切です。顔色が明るく映えているか鏡の前で確認し、しっくりくるものを見つけましょう。
ポイント3.色や柄の意味から選ぶ
色打掛に描かれている文様にはそれぞれ意味があります。どの文様も、結婚するふたりの幸せを願って描かれているものです。
例えば、鶴の吉祥文様は延命長寿のしるしとして描かれているもの。婚礼衣装にはよく用いられている文様です。また、「円」が「縁」に繋がるとして、丸文は縁起の良い文様として婚礼衣装に好まれます。
また、衣装の色にも意味があります。赤色は魔除け、金色は豊穣です。それぞれの意味から選んでみてもいいでしょう。
ポイント4.身長にあった柄を選ぶ
背の高い方と背の低い方とでは、同じ洋服を着ていても違った印象に映ります。それは着物でも同じことです。身長に合わせて似合う柄を選びましょう。
一般的に背の高い方には大きめの柄が、背の低い方には小さめの柄の衣装がよく映えます。大きめの柄は背の高い方をすらりと見せることができ、小さな柄は背の低い方を可憐に見せてくれます。衣装決めで迷ったときには、このような観点から選んでみてもよいでしょう。
ポイント5.客観的な意見も参考にする
花嫁衣裳を決めるときには客観的な意見も参考にしてみましょう。お店のスタッフの方は今まで何人もの花嫁さんの花嫁衣裳姿を見てきたプロです。
自分では選ばないような色や柄の衣装を勧められたとしても、臆することなく一度試着してみてください。意外にもあなたに似合った衣装が見つかり、知らなかった魅力を引き出してくれるかもしれません。
色打掛にはどんな髪飾りが似合うの?
衣装が決まれば次は髪飾りを選びましょう。ヘアスタイルをかつらにするのか、地毛にするのかによって、似合う髪飾りも異なります。
かつらの髪飾りには角隠しが似合います。色打掛に角隠しを合わせると、装い全体を古式ゆかしいものに見せてくれます。地毛のときはかんざしや造花・生花などからヘアスタイルに合わせて選んでいきましょう。
かつらのときは角隠し
角隠しとは白い布の被り物のこと。文金高島田に結われたかつらと合わせて利用されます。文金高島田とは高く結い上げた島田髷が特徴的な日本髪のことです。角隠しを利用する際にはかんざしも一緒に使用されるため、華やかな印象を与えられます。
「角隠し(つのかくし)」という言葉には「角を隠して夫に従順に従う」という意味があります。
地毛のときはかんざしや花
地毛を色打掛に合わせるとき、髪型は日本髪でも洋髪でも問題ありません。近年は洋髪を選択される花嫁さんが多くいます。
髪飾りはかんざしや造花、生花など。他にもヘッドドレスを合わせたり、あえて髪飾りは何もつけなかったりと、花嫁さんの好みでさまざまにアレンジが可能です。衣装やヘアスタイルに合わせて決めていきましょう。
色打掛の前撮り・結婚式なら「和婚スタイル」にお任せ!
色打掛で前撮りまたは結婚式をお考えの方におすすめなのが和婚スタイル。和婚スタイルでは色打掛を始めとする和装の花嫁衣裳を数多く取り揃えています。
また、神社での挙式やフォトウェディングなどの手配も可能なため、結婚式に必要なものがすべて揃います。神社の境内や自然の中など、色打掛にぴったりのロケーションで挙式や撮影が可能です。
豊富な種類の中からお気に入りの一着を探せる
和婚スタイルは神社挙式をメインに取り扱っています。そのため、和装の花嫁衣裳が数多く取り揃えられており、色打掛も豊富な種類の中から選ぶことが可能です。
伝統的や赤や黒を始めとして、青や黄色、白などさまざまなカラーからお好きな一着が選べます。また、文様も伝統的な吉祥文様を中心に各種取り揃えられています。妥協のない一着を探していきましょう。
ヘアアクセサリーやかつらもレンタルできる
角隠しや綿帽子といったヘアアクセサリーや小物も、和婚スタイルでレンタルが可能です。衣装とあわせてレンタルできるので、結婚式の準備を手軽に進めることができます。
着付けやヘアメイクも挙式料に含まれているので、ちがう店で手配をする必要はありません。色打掛での前撮りや結婚式に必要な手配はすべて和婚スタイルのみで完結させられます。
こだわりのロケーションで挙式・撮影できる
和婚スタイルでは湯島天満宮や浅草神社を始めとする神社の中から、お好きな神社を選んで挙式ができます。色打掛を着た花嫁さんと歴史ある神社の組み合わせは絵になる光景です。
また、和婚スタイルでは神社だけでなくチャペル邸宅や神殿でのフォトウェディングも選択できます。こだわり抜いたロケーションで一生の記念に残る素敵な写真を撮影しましょう。